成績優秀の大人気バランスファンド!世界経済インデックスファンドの評価とまとめ

世界経済インデックスファンドは、6資産クラスに分散投資が行えるバランス型インデックスファンドです。

各会社の売上ランキングでも上位に長く君臨しており、投資家にも高い評価を得ているファンドとなります。
「世界経済」に投資するファンドとして、名前が覚えやすいことも、親しみを持ちやすい要素となっています。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」でも8位に入りました。

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世界経済インデックスファンドの詳細

ベンチマーク 国内株式…TOPIX(東証株価指数)
先進国株式…MSCI コクサイ・インデックス(円ベース)
新興国株式…MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
国内債券…NOMURA-BPI総合
先進国債券…シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
新興国債券…JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファ イド(円換算ベース)
設定日 2009年1月16日
購入手数料 無料
信託報酬 年0.50%(税別)
純資産 676億円
決算日 年1回(1/20)
信託財産留保額 0.1%
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
資産配分 【国内債券インデックス】…債券99.90%、短期金融資産等…0.10%
【外国債券インデックス】…債券98.41%、債券先物取引…1.05%、短期金融資産等…0.53%
【新興国債券インデックス】…債券98.62%、短期金融資産等…1.38%
【国内株式インデックス】…株式98.28%、株式先物取引…1.69%、短期金融資産等…0.03%
【外国株式インデックス】…株式97.89%、株式先物取引…2.01%、短期金融資産等…0.09
【新興国株式インデックス】…株式97.25%、株式先物取引…2.82%、短期金融資産等…-0.07%
運用会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント

世界経済インデックスファンドの特徴

最大の特徴はこれ一つで日本国内と先進国、新興国の株式、債券に分散投資が可能という点になります。
また年0.50%とバランスファンドとしては良心的な信託報酬であることも評価できます。
過去には信託報酬の引き下げが行われましたので、今後更に低くなる可能性も考えられるでしょう。

好景気時には株式比率を多くしてリターンを狙って、逆に不景気時には債券比率を高めて、下落を抑える投資方針となっています。
組入比率は各国のGDP(国内総生産)に応じて随時手直しが行われており、日々変わる世界の市況に対応したファンドと言えますね。

他のバランスファンドと異なる点は、本ファンドは新興国に多く投資していることが特徴です。
取引コストがかさむ、新興国の割合が多いのにもかかわらず、良心的な信託報酬であることが評価できます。
新興国比率が高いことに魅力を感じた人は、本ファンドが一番手となるでしょう。

長期投資に向いている

本ファンドは世界の株式・債権を投資対象とするバランス型ファンドになりますので、値幅が大きくなく短期的に利益を得るよりも、長期の期間で資産を増やして行く投資に向いています。

特に積立投資に最適なファンドだと思いますので、長期的にコツコツと積立を行っていき、将来の資産形成に活用していきたいファンドになるでしょう。

マザーファンド組入状況

先進国であるアメリカ・日本・イギリスと、新興国であるブラジル・南アフリカ・メキシコなどに多くの投資を行っています。

国内株式組入上位銘柄

銘柄 比率
トヨタ自動車 3.48%
ソニー 1.79%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.61%
武田薬品工業 1.52%
日本電信電話 1.48%

国内債券構成比

銘柄 比率
国債 83.56%
地方債 6.28%
政府保証債 2.42%
金融債 0.46%
事業債 5.37%

外国株式組入上位銘柄

銘柄 比率
アップル 2.38%
マイクロソフト 1.78%
アマゾン 1.59%
フェイスブック 1.11%
JPモルガン・チェース 1.06%

外国債券組入国・地域

銘柄 比率
米国 44.69%
フランス 10.49%
イタリア 9.05%
ドイツ 7.00%
英国 6.69%

利回り・運用成績は?

期間 ファンド カテゴリ平均
1ヵ月 +2.62% +1.28%
3ヵ月 +7.05% +4.71%
6ヵ月 +7.07% +6.23%
1年 +15.00% +13.52%
3年(年率) +6.05% +4.37%
5年(年率) +2.56% +2.98%
10年(年率) +6.21% +6.81%

※2019年12月31日現在

バランスファンドとしてカテゴリー平均を常時上回っており、平均以上のパフォーマンスが残せております。
純資産も順調に増大しており500億円を突破しています。
今後も安定した成績が期待できるでしょう。

セゾン バンガード・グローバルバランスファンドとのリターン比較

期間 世界経済インデックス セゾンバンガード
2019年 15.00% 14.99%
2018年 -9.23% -7.89%
2017年 14.24% 11.02%
2016年 1.46% 0.49%
2015年 -6.22% -2.68%
2014年 14.65% 16.99%
2013年 27.60% 32.63%

よく比較対象とされるセゾン バンガード・グローバルバランスファンドとパフォーマンスを見比べると、リターンが下回っている年が多いことがわかります。

分配金は?

決算日 分配金(1万口当たり)
2019年1月 0円
2018年1月 0円
2017年1月 0円
2016年1月 0円
2015年1月 20円

以前は出ていましたが直近では出ておらず、効率よく運用が行われております。

実質コストは

年度 実質コスト(税抜)
2019年 0.60%
2018年 0.58%
2017年 0.58%
2016年 0.59%

2019年1月の運用報告書にて判明した最新の実質コストは0.60%となっており、前回と比べて0.02%ほど高くなりました。

他のおすすめファンドは?

現在さらに低コストのバランスファンドが登場しており、よりコストを抑えて運用したい方には他のファンドを検討する必要があります。

ファンド名 信託報酬 種類
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 年0.140% 8資産クラス
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型) 年0.159% 8資産クラス
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 年0.159% 4資産クラス
iFree 8資産バランス 年0.22% 8資産クラス

リートも含めた8資産クラスでいくならeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)iFree 8資産バランスといった人気のバランスファンドがおすすめです。

個人投資家の評判は?

世界経済インデックスファンドの評価

バランスファンドとしては最安のファンドではありませんが、定期的にリバランスが実施されて、尚且つ低コストで運用できるので、初心者に限らず幅広い投資家に魅力的なファンドであると言っていいでしょう。

リバランスするのが面倒で、ほったらかしで新興国に多くバランス投資したい方には、利用価値が高いと思います。

成績も安定しており、バランス型インデックスファンドでは現在もなお、おすすめできる実績十分の優良ファンドとなります。

世界経済インデックスファンドを購入できる会社はこちら

下記を含む、多くの会社で取り扱いがあります。

主な販売会社 SBI証券
楽天証券
GMOクリック証券
マネックス証券
カブドットコム証券
松井証券
岡三オンライン証券
フィデリティ証券
大和証券
野村證券
むさし証券
岩井コスモ証券
立花証券
エイチ・エス証券
ジャパンネット銀行
ソニー銀行
静岡銀行
三井住友信託銀行
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