松井証券の投信工房は無料で利用できる資産運用ツール

投信工房

「投信工房」松井証券のロボアドバイザーのことです。
投信工房を利用することで初心者でも最適なファンドを選ぶことが可能となります。

投信工房の特徴とメリット

投信工房はロボアドバイザーによって、投資家に最適なポートフォリオを提案するツールとなっています。

個人的にこのツールを無料で提供したことに驚きました。

通常は最適な投資信託を提案してもらう場合に営業マンなど人を介して行うのですが、コンピューターを使用することによって人件費を抑えることができ、掛かるコストを少なくすることが可能になりました。

100円から積立が可能

投信工房では毎月100円から積立投資ができます。
100円という少額の金額から投資ができるのは嬉しいですね。

さらに毎日100円ずつ積立するといった毎日積立も行うことが可能です。

質問に答えることで最適なポートフォリオを提案

簡単な8つの質問に答えることによって、ロボアドバイザーが最適なポートフォリオを提案してくれます。
自分で資産配分(ポートフォリオ)を考えるのが得意でない人にぴったりなツールですね。

ファンドは厳選されたノーロード投資信託のみ

投信工房で運用することが可能なファンドは、すべて「ノーロード」と呼ばれる買付手数料無料のファンドとなっています。
ファンドの中には高額な買付手数料が必要とするものもありますので、すべて無料で購入して運用できることが魅力と言えます。

またファンドの中身も低コストで運用できるファンドが厳選されており、ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬:年0.18%)をはじめとするニッセイインデックスシリーズや、たわらノーロード 新興国株式などのたわらノーロードシリーズなどを取り扱っております。

無料で利用できる

投信工房の利用料は無料です。
ロボアドバイザーは基本、プログラムを制作するのにコストがかかっていますので有料があたりまえでした。
それを松井証券が無料で提供したことは、この投信工房に強い意気込みを持っていることを感じることができますね。

さらに無料とはいえ、投資のプロのデータが組み込まれているシステムですので、信頼できるツールとなっています。

信託報酬が安い

通常このようなラップ口座は安くても信託報酬が1%前後かかるのですが、松井証券の「投信工房」の信託報酬は年0.384%という安さです。
対面型の証券会社だとさらに膨れ上がりますので、投信工房がいかに低コストで魅力的なのかがお分かりになると思います。

さらにこの年0.384%という数字は、投信工房が提案するポートフォリオの中で最も高くなるコストを表していますので、実際の運用に掛かる信託報酬はもう少し安くなるでしょう。

上記の画像では10年間運用した場合の掛かるコストを表していますが、保有コストが違うだけで100万近くの差が出てしまうことは驚きですね。
預ける資金は長期になるほどコストが大きくなっていきますので、なるべく低い保有コストで運用していくことが重要になって来ると言えます。

さてここまで安いと、他のラップ口座で運用されている方は乗り換えたくなりますよね^^
この安さの秘密はすべてノーロード(買付手数料無料)低コストインデックスファンドで運用されているからなのです。

長期的での資産形成を目指すのであれば通常、インデックスファンドに投資するのが基本です。
インデックスファンドは購入時の手数料が無料&運用管理費用も安いものが多いので、資金の流入も多くてファンド自体が消滅する可能性が低いです。

長期的に存続されて保有コストも安く抑えることができる、インデックスファンドのみをラインナップに加えていることは、とても評価できるでしょう。

カスタマイズも可能

提案されたポートフォリオに自分のお好みの投資信託を追加することもでき、自由にカスタマイズも可能です。
運用していくにつれ、知識がある程度身についてきたらカスタマイズを試してみても良いかもしれませんね。

リバランス積立が嬉しい

リバランス積立とは目標とするポートフォリオの比率を維持するために、ロボアドバイザーが自動的に調整しながら積立を行ってくれるサービスです。
これは大変ありがたいサービスで、ファンド(投資信託)の価額の変動に対応しながら目標ポートフォリオの比率を保ってくれます。

アプリも提供されている

2017年6月下旬に、待望の投信工房アプリが提供されました!
もちろん無料で利用することができ、ポートフォリオや資産状況を一目で確認することができます。

またPush通知やシミュレーションも行うことができますので、さらに利便性が高くなったと言えますね。
外出先に限らずスマホがあればどこでも、資産残高の確認や今後の運用方針を決定できますので、是非活用しましょう!

投信工房の欠点・デメリット

積立を最低金額で行うとポートフォリオの完成に時間が掛かる

投信工房で積立を行う場合、最低積立金額は100円から行えるようになっています。
ただし一つのファンドの最低購入金額も100円からとなっているのです。

つまり複数のファンドを選択して初期のポートフォリオを構築した場合、一つのファンドを購入するのに100円が必要ですから、毎月一つのファンドずつしか積立が行えないことになります。

【3つのファンドを組み入れたポートフォリオに、100円積立で行った場合】
1月にAファンド、2月にBファンド、3月にCファンド、4月にAファンド…となります。

複数のファンドを組み入れた資産配分で運用を行った場合、積立金額が少ないと、ポートフォリオの完成まで少し時間が掛かる可能性があるということに注意しましょう。

投信工房の口コミ評価

投信工房のまとめ

  • その人に合ったポートフォリオを提案してもらえる
  • 500円とワンコインから積立可能
  • リバランスサービスもある
  • 利用料は掛からない
  • 初心者におすすめ

投信工房は無料で利用できる高機能なロボアドバイザーということがわかりましたね。
リバランス積立という画期的なサービスがあるので、これでバランスファンドを買う必要がなくなります。
これから投資信託を初めるという方には、是非利用していただきたいツールと言えるでしょう。

松井証券の投信工房