SMBC日興証券が提供している「キンカブ」は、金額指定で株を購入できる株取引・積立サービスになります。
サービス改定が行われて、初心者の方がより利用しやすいサービスとなりました。
キンカブ(FROGGY)の特徴・メリット
100円から株の購入が可能
「キンカブ」は単元未満株に似た性質を持つ商品で、単元株(通常は100株)に満たない資金でも株を買い付けることが可能です。
1銘柄につき100円から100円単位で買うことができます。
通常1,000円の銘柄を買おうとすると10万円の資金(1,000円×100株分)が必要となるので、少額から保有できることがメリットになります。
金額指定ですので1株未満の場合は、小数点以下の株数で注文することになります。
単元未満株では1株以上しか注文できませんので、キンカブではそれよりも幅広い銘柄を少ない資金で買い付けることができます。
2の最低購入金額を見てみると、ネオモバが最低一株と株数固定であるのに対し、キンカブは金額指定(最低500円)にも対応しています。
仮に1万円の株を購入する場合、ネオモバではポイント以外で9800円用意する必要がありますが、キンカブは500円で買える分だけ購入できます。— カネマル (@ZrQZm4E118P4rJV) 2019年5月16日
最近CMしてる、froggyで株買ってみた。手数料無料で500円からって所が良いです。積み立て投資にピッタリです。
日本株なら、froggyで、米国株はONE TAP BUY で 買って行こうと思う。#froggy #ONE TAP BUY pic.twitter.com/niYiotRir4— うさぎ好きトレーダー🐰 (@Trick0915) 2019年3月19日
最安コストで投資できる
キンカブでの株式買付手数料ですが、一回あたり100万円以下の注文であれば無料となります。
注文金額 | 買付手数料 | 売却手数料 |
---|---|---|
100万円以下 | 0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
他では20万円以下手数料無料の会社はありますが、100万円以下まで無料の証券会社はキンカブのみです。
どんなに買っても手数料は発生しませんので、少額でコツコツ買うのに適しています。
売却の際に0.5%の手数料がかかりますが、これも単元未満株の業界最安水準コストになっています。
最低手数料も設定されておらず、他社よりも安い手数料で売却することが可能です
コストを抑えて株取引したい方には、メリットの大きいサービスと言えるでしょう。
フロッギー
キッコーマン、利益600円で利確だな✨
フロッギーは500円単位のキンカブだからな🎵何てったって取引手数料無料\(^o^)/
素晴らしい🎵— 投資TGS大好きしゅうちゃん (@shuujitaka) 2019年7月25日
SMBCの信用取引の説明文とかが改定されて何が変わるのかと思ったら、結構いい条件で一般信用売ができるようになるんやとか。キンカブの手数料下げといい、荒れる相場で戦いぬくツールを次々用意してくれるのはありがたい。
— ぼん (@bon891217) 2019年2月26日
約3,700銘柄の銘柄が対象
キンカブでは東証一部だけでなく、東証二部やマザーズ・JASDAQの銘柄も対象となっています。
また一部のETFや上場REITも購入可能です。
これは他の単元未満株サービスより多くの数となっており、ETFを除けばほとんどの銘柄をカバーしています。
例えば先日上場したばかりの「Chatwork」も購入できます。
今後も対象銘柄が追加されていくと思いますので、他社の少額取引サービスでは取引できない会社に投資できることがメリットになります。
キンカブで、7本の海外ETF買付けが可能になった!なんでヘッジ有りなんだよと軽く毒づいて、私は2513を積み立てることに決めた。もちろん、dポイントで😁
— ISETAN MANIA (@isetanmania) October 9, 2020
キンカブ、リートも買えるのがミソ。ETFは一部を除いて買えない(普通に買っても数千円〜数万で買えるからか?)。
— ななかまど修士 (@7nana_kamado) 2019年4月1日
気軽に分散投資が行える
前述したとおりキンカブでは少額で株を買い付けることができるので、多くの銘柄に分散して投資することが可能です
10の銘柄を100円ずつ買い付けて、自分好みのポートフォリオを構築することもできます。
通常の株式で分散投資を行う場合、少なくても数十万程度の資金が必要ですので、まとまった資金がなくても幅広い銘柄に投資できることがメリットになります。
複数の銘柄に分散して保有すれば、一つの銘柄が下落しても、他の銘柄の上昇分で損失をカバーすることができます。
特に初心者の方は、一つの銘柄だけに投資するのではなく、幅広く分散して買い付けることをおすすめします。
保有株の銘柄数がいつのまにか44銘柄になってる(°ω°)!そのうちキンカブで月1000円ずつ購入してる単元未満株が18あるけど😅週末は久しぶりに保有株の研究しよう〜
— くまきち@妊活始めました (@kumainvestment) 2019年7月24日
キンカブは一応含み益が出ていますが、銘柄によってパフォーマンスに大きな差あり。グロース銘柄をちまちま買ってるのが効いています。#froggy #キンカブ pic.twitter.com/5m7fOlYp9J
— ななかまど修士 (@7nana_kamado) 2019年10月8日
配当金を受け取ることができる
キンカブですが一般的な株式と同じように、配当金をもらえることができます。
権利確定日に保有していた数量(1株未満も対象)に応じて、証券総合口座に入金されます。
配当金利回りが高い銘柄を中心に投資すれば、高配当のポートフォリオを組むことも可能です。
キンカブ自体、短期売買よりも長期保有に使いやすいサービスですので、配当金狙いの投資に活用してみましょう。
4月からSMBC日興証券のキンカブという株の定額買付サービスを使ってて、キンカブ初の配当金が入ってました。その額16円毎月1000円×20銘柄に積み立てているので、ちょっとずつ配当も増えるはず(´・ω・`)
— くまきち@妊活始めました (@kumainvestment) 2019年6月24日
下記の高配当ETF・REITを追加しました
下落局面で積立ながら長期保有予定です
野村日本株高配当70連動型上場投信
GLP投資法人【売却】
レオパレス +1%
前日の高騰で売りに出しましたが本日は急落して微益
リアルタイムで注文は出せないですし短期取引には合わないですね。#FROGGY #キンカブ— IPO当選攻略・初値予想|株取引 (@ts5gt43) 2019年2月20日
NISAを上手く活用できる
キンカブでは金額指定で株を購入できますので、NISA等の非課税制度を上手に利用することができます。
例えばNISAの場合、年間120万円まで非課税枠で株を買い付けることが可能です。
通常の株式で購入する場合、銘柄によって株価が異なるので120万円ぴったりで買い付けることが難しくなっています。
キンカブを利用すれば、金額指定により非課税枠の上限ぴったりで購入できるので、無駄なくNISAを活用することができます。
ジュニアNISAでも非課税枠(年80万円)をフルで利用できるので、NISAをお使いの際は活用してみましょう。
キンカブってREITも金額指定で買えるのね(´・ω・`)REITは一株でもそこそこするし、そこは羨ましいなぁ
— 含み損マン (@mainasu777) 2019年6月27日
NDソフトウェアのTOBのためにSMBC日興証券に口座開いて、手続きめんどくさかったのでそのまま売っちゃえばよかったかなとも思ったけど、SMBCでやってるFROGGY(またはキンカブ)の金額指定取引で500円から株が買えるしくみがわりとべんりで面白いので結果的には開設してよかった
— kon (@konnona) 2019年5月10日
積立が可能
キンカブは定期積立も行えるようになっています。
通常の買付時と同じく、100円から100円単位で設定できます。
売買月は「毎月」「奇数月」「偶数月」の中から指定し、売買日は「5日」「10日」「15日」「20日」「25日」から指定できます。
手数料も通常時と同じで100万円まで無料です。
積立にかかるコストは他に発生しませんので、定期的に購入したい銘柄を積み立てるのに便利なサービスとなっています。
定期的に積立を行うことで平均取得単価を下げることができ、買付タイミングに悩むことなく投資できることがメリットになります。
日興証券のキンカブ積立が良いね。
100万以下の買付なら手数料かからないし、個別株でドルコスト平均法は魅力的。
これでJT積立ててみよう。— 早抜け目指す三十路パパリーマン (@ujii07) 2019年9月9日
さらに、このサービスの元になっているのがSMBC日興証券のキンカブというサービスだが、なんと500円から株の積立も出来る。単元株で買うとあまりにも高い銘柄をコツコツと積立出来る良いサービスです!
— 下東尚皓 (@NaohiroShimoto) 2019年6月16日
インフレ、通貨価値下落対策は
やはりしていきます!投資信託は債券の割合を
減らすために
セゾンバンガードの投信積立金額を
減らして、株メインの投資信託へ多めに❗️米国株 本命Amazonなど
金プラチナ買い増し
REITはキンカブで積立、
(日本の物流住宅メイン)面白枠として仮想通貨も😉
— OL投資家☆ちえ (@olinvestorchie) September 1, 2020
日興フロッギー で記事を楽しみながら発注できる
SMBC日興証券には、日興フロッギー と呼ばれるキンカブの取引ルールを使用したコンテンツが提供されています。
投資に関する記事が毎日投稿されており、知識を得ながら株を取引できることが魅力です。
記事の中で紹介した銘柄をそのまま注文することができ、個人投資家がおすすめする銘柄を買い付けることが可能です。
取引画面はキンカブよりも見やすい仕様となっているので、まだ株に慣れていない初心者の方に最適なサービスと言えます。
SMBC日興は普通に株をするには手数料高いけど、積み株にはfroggyが手数料かからなくて優秀。長期保有目的の株を積み立てて後は置いておく用の口座として使ってる。株はSBI、投信は楽天で積立NISA。本当はまとめてもいいんだけど。
— にーにー@SFC修行43,737pp (@raid__212) 2019年6月24日
専門的には、孫にジュニアNISA又はNISA口座を開かせて、年間110万円以下で贈与して、相続対策するのも良いと思います。特にFROGGYだと500円単位の定額で株が買えるから、株の単元株とか考えずに110万円ちょうどで好きな株を買わせる事が出来て便利です。
— DAIBOUCHOU (@DAIBOUCHO) 2019年3月6日
dポイントで投資できる
日興フロッギーではdポイントでも投資することが可能です。
dポイントはNTTドコモが提供しているポイントサービスのことで、7000万人以上の会員数を誇ります。
FROGGYでは100ポイントから利用できます。
少額から投資できるので、余ったポイントを活用できることが嬉しいですね。
さらに期間限定のdポイントも使えるため、期限が迫ったポイントを失わずに無駄なく使い切ることが可能です。
また対象の記事を読むだけでdポイントが貯まるサービスも提供しており、株の勉強をしながらポイントを獲得できます。
またキンカブ&FROGGYにてスプレッドが発生する取引(売却時など)の場合、約定金額500円ごとに1ポイントが付与されます。
実質的な取引コストを抑えられるため、ありがたい仕組みと言えますね。
私がコツコツ積み立てている日興フロッギー🐸
単元株だと高いし買う勇気ないし..
なによりdポイントが使えるのでとても良い😊オリックスは頑張って3月の優待までに単元株目指します!!
KDDIは再来年かな..笑 pic.twitter.com/T7nrLPrBBJ— ななまる🌸投資初心者 (@Nana95492468) July 12, 2020
残ってるNISA枠5,000円分で三菱UFJを12株購入。タダでもらったdポイント投資。#froggy
— Vista投資研究所 (@vistatoushi) 2020年4月6日
キンカブ(FROGGY)のデメリット
リアルタイムの注文はできない
これは他の単元未満株サービスと同じですが、ザラ場(市場が空いている時間)にリアルタイムでの買付は行えません。
当日に前場注文を行いたい場合は、午前8時までに行う必要があります。
後場注文は11時半まで、それ以降の注文はすべて翌営業日の注文となります。
また日興フロッギー の場合、前場注文・後場注文を選ぶことができず、直近の場しか発注できません。
あらかじめ後場注文を行いたい時は、キンカブで行うようにしましょう。
#フロッギー ( #キンカブ )で後場VWAPの買付注文出し完了〜〜〜
あとは転職アプリからエントリー出しとコークオンペイで飲み物調達と部屋の掃除だな😷ブログ書きたいのに案外時間ない、、、、— mai (@mai_asset) 2019年10月9日
キンカブ、買いをいつも前場で選んでるんですが、最近後場からえぐい下げすることが多くて選択が悩ましい。
— 端株マン (@syoshinkabu) 2019年6月21日
キンカブ(FROGGY)の口コミは?
そういえば年初はSBI証券でちまちま端株をやってました。4月頃からキンカブに移行しましたが、積立とナンピンが効くので良いサービスを見つけれた気がします。
— ななかまど修士 (@7nana_kamado) 2019年12月28日
最近の注目はSMBC日興証券のキンカブ積立
⭐️特徴⭐️
100万以下までの買付は手数料無料
20銘柄まで選択可能上手く比率考えて組み合わせれば簡易インデックス投資が可能です😄
投資信託の敵はいかに手数料を抑えるかなので、オススメです☺️— 早抜け目指す三十路パパリーマン (@ujii07) 2019年9月25日
見せ方を変えることで、良くない誤解が解けて、多くの人に良い価値が普及するのは素晴らしい。最近良かったのは、SMBC証券のサービス「FLOGGY」。UIがシンプルでわかりやすいので、ネットショッピング感覚で株が買える。システム自体はキンカブっていうもともとあるSMBCのサービス。
— 飯盛@SEKIRO忍殺 (@mesimori_gaa) 2019年5月28日
あと、どうやら一株以上持ってても郵便爆弾が来ない?らしいので、端株優待狙ってるもの以外は全部キンカブで買っていく予定。なのでSBIの端株はしばらく放置。
— ななかまど修士 (@7nana_kamado) 2019年4月1日
るいとうは同じ証券会社でないと単元株になりませんが
端株は、ほふりを使って名寄せされるので
違う証券会社でも大丈夫ですよSMBC日興証券のキンカブは
同じ証券口座内なら
単元株とキンカブを相互に振替できるみたいですね大和証券の元祖のミニ株は廃止されてしまったみたいですね
— 菫(Sumile) (@sumile2103) 2019年2月17日
キンカブ(FROGGY)の運用実績
銘柄 | 毎月積立金額 | 利回り |
---|---|---|
東京インフラ・エネルギー (9285) | 2,000円 | 7.83% |
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 (9284) | 2,000円 | 7.46% |
タカラレーベン・インフラ投資法人 (9281) | 2,000円 | 6.35% |
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 (9283) | 2,000円 | 6.96% |
現在は配当利回りの高いインフラファンドに積立を行っています。
また下落時にはスポット買い(まとめ買い)を行っています。
中長期保有に活用できるサービスですので、インフラファンドだけでなく高配当の大型株などをコツコツ積み立てていくのに便利と言えます。
インフラファンドは固定買取制度で20年間安定的に収入が得られることが確定しているわけで、都会のオフィスやホテルなどに投資するREITよりもいいと思うんだけどね。オフィス・ホテルは東京五輪後や不景気になって入居率や稼働率落ちたら想定した配当もらえないかもしれんやん?
— うんこシニアアドバイザー💩 (@unko_senior) 2018年12月26日
キンカブ(FROGGY)のまとめ
- 買付手数料が100万円まで無料
- 100円から株を購入・積立できる
- FROGGYで知識を得ながら投資できる
- 配当を受けられる
- 定期積立により平均取得単価を下げることが可能
キンカブですが、100万円まで買付手数料無料という他社を圧倒する手数料体系が魅力です。
他社の単元未満株は手数料が発生するので、少額では手数料負担が大きいことがデメリットでした。
キンカブの場合100円からコストを気にせず購入できるので、少額資金でも多くの銘柄に幅広く投資することができます。
単元株に達すれば優待も受けることができるので、配当もしくは株主優待狙いで積み立てていくのも良いかと思います。
特に初心者の方が株に慣れるのに活用できるサービスであり、少しでも興味のある方はこの機会にワンコイン投資をはじめてみることをおすすめします。
「キンカブ」はSMBC日興証券のサービスですので、SMBC日興証券の口座開設が必要です。
口座開設費用・維持手数料などはすべて無料です。