PayPayボーナス運用とは、PayPayとOne Tap BUYが提供しているポイント運用サービスになります。
2020年4月に開始し、利用ユーザーは150万人を超えています。
ポイント運用サービスとは?
現金に換えることなくポイントのまま運用し、そのポイントで投資の疑似体験ができるサービスです。
疑似運用にはなりますが、実際の金融商品の値動きに合わせてポイントが増減します。
簡単に疑似投資を行えることから、投資初心者を中心に人気が高まっています。
PayPayボーナス運用の特徴とメリット
ボーナス運用ですが、実際の運用はOne Tap BUYが行っています。
One Tap BUYは積み株(つみたてロボ貯蓄)など、初心者向けの投資サービスを提供しています。
1円からはじめられる
ボーナス運用はなんと1円からはじめられます。
楽天ポイント運用など他の類似サービスは100円からが多いため、たった1円から運用できるのはありがたいですね。
これで余ったポイントが端数であっても、すべて運用に使い切ることができます。
投資デビューに最適
ボーナス運用はポイントのまま運用するため、現金よりも気軽さがあると思います。
付与されたポイントなので、投資元本(元手となるお金)を用意しなくていいメリットがあります。
証券会社の開設も不要であるため、投資ハードルが低いことが嬉しいですね。
もちろん利用料も無料です。
レバレッジ運用ができる
ボーナス運用では、2つのコースから選択することができます。
コース名 | ファンド名 | 詳細 |
---|---|---|
スタンダードコース | SPDR S&P500 ETF(SPY) | 米国を代表する500銘柄に投資。最古のS&P500ETF。 |
チャレンジコース | DIREXION S&P 500 3X(SPXL) | 米国を代表する500銘柄に3倍レバレッジで投資可能。 上下に3倍の値動きをするため損失リスクも高め。 |
スタンダードはアメリカの代表的な株式指数(S&P500)に投資できます。
リーマンショック以降は右肩上がりで推移しており、12年で約5倍上昇しました。
チャレンジもS&P500に投資するのですが、レバレッジを活用して3倍の値動きを目指します。
レバレッジとは少ない資金で大きなお金を動かすことで、投入した3倍分のポイントで運用することができます。
ただ上手くいけば大きなリターンになりますが、その逆もあります。
リスクを高めたくない人は、スタンダードを選んでおきましょう。
自動追加機能がある
自動追加機能とは、自動でPayPayボーナスを追加できる機能のことです。
付与されたタイミングで追加されるので、ほったらかしで運用できることが魅力です。
設定は運用状況画面から簡単にでき、いつでも解除可能です。
またポイントを引き出すと自動で解除されます。
いつでも引き出すことが可能
運用中のポイントは、いつでも引き出すことができます。
しかもリアルタイムで付与されるのがありがたいですね。
他では引き出し時のタイムラグがあるため、好きなタイミングで引き出せることがメリットがになります。
PayPayボーナス運用のデメリット
マイナスになる可能性がある
疑似運用と言っても投資サービスであるため、ポイントが減る可能性があります。
どの投資でも必ずリスクはあるので、絶対にマイナスにしたくない場合やめておいた方が良いでしょう。
PayPayボーナスしか使えない
ボーナス運用はPayPayボーナスしか利用できません。
PayPayボーナスライトやその他のポイントは、使用不可となっています。
リスクを抑えたコースがない
用意されているコースは2つありますが、どちらも株式100%に投資しています。
相場が好調の時は良いのですが、下落に転じた場合、損失幅が大きくなるリスクがあります。
下落を抑える方法として、債券と一緒に投資するのが良いとされています。
そういった低リスクのコースがないため、安定した運用を行いたい方にはやや不向きと言えるでしょう。
配当金がもらえない
通常、株式やETFに投資している場合、権利日に配当金が付与されます。
しかしボーナス運用は疑似投資ですので、配当を受け取る権利がありません。
また疑似運用先であるETFの配当落ちにより、基準価額が下落します。
投資信託のように配当の再投資はできないため、長期になればなるほど影響を受けることになります。
増やしたPayPayボーナスはどこで使える?
PayPayボーナスとは、他社でいう通常ポイントのことです。
PayPay加盟店はもちろん、ヤフーショッピングやウーバーイーツなどでも利用できます。

また利益が出た際の課税ですが、ポイント運用の場合は一時所得(50万円まで非課税)となります。
よほど多額のポイントを運用しなければ、課税対象になることはないでしょう。
PayPayボーナス運用の口コミは?
PayPayボーナス運用を今年から始めて、今日までの運用状況がこの画面。
普段からPayPayで支払っており、ボーナス運用に自動追加設定しているからあまり見てなかった。#PayPayボーナス#PayPay pic.twitter.com/0Be8sumE1f— 大田 勝大 (@katsuhiro_oota5) May 4, 2021
PayPayボーナス運用が1万円超えてた。何かお年玉貰った気分😊
原資の8割方は昨年の板橋区の20%還元でいただいたものです、板橋区様ありがとうございます、ありがとうございます。 pic.twitter.com/VIey9PgzO1— 奥板橋マニア (@okuita_denali) January 1, 2021
すっかり忘れてたんだけど、7月にPayPayボーナス運用連携で多分100円分をもらって、そのままスタンダードコースで運用開始していたらしい。
ほぼほぼ横ばいだけど、8円増えてる。笑 pic.twitter.com/dV1K7qUlHW— ゆうなぎ(戒めの為の記録) (@cm_aka_ney_cm) November 8, 2020
PayPayのボーナス運用。🐥マイナスです。😓SPDR S&P500 ETF(SPY)に連動するようです。
疑似的に運用を体験できるサービスらしく、配当金はないです。やめたいような気もしますが、もう少し様子見ます。 pic.twitter.com/viHWeRoeex— ゆすけ (@yyaan13) November 8, 2020
まとめ
PayPayボーナス運用ですが、PayPay利用で得たポイントで投資体験できることが特徴です。
1円から開始できるため、はじめて投資を行う方でも、気軽に利用できることが評価されています。
投資に興味があるけど不安もあるという方は、実際の投資をはじめる第一歩として活用してみてはいかがでしょうか。