運用成績は?さわかみ投信の評判とさわかみファンドの評価を徹底解説!

さわかみ投信は1999年に設立された、国内初の直販型投信会社です。

「さわかみファンド」というアクティブファンドを運用・販売しております。

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さわかみ投信とは?

国内初の直販型投信会社

さわかみ投信は古くからある独立系の直販型投信会社で、今や3,000億円近くの純資産を誇っています。
独立系の投信会社は、ほかにひふみ投信セゾン投信などがありますね。

1999年に開始された老舗投信会社ですので、知名度は高いです。
おそらく投資信託で運用を行っている方なら、一度は聞いたことがある名前の会社だと思います。

バリュー株に長期投資を行っている

長期投資を基本としており、「バイ&ホールド型」と呼ばれる投資戦略をとっています。
割安と思われる銘柄に投資を行って、その銘柄が割安でなくなるまで保有し続ける投資方針のことです。

さわかみ投信が、保有銘柄の適正水準だと思われる価格で売却していき、リターンを積み上げていくということですね。

現在のところ、ポートフォリオは国内株のみで構成されておりますが、投資対象は海外も含めて対象としていますので、今後海外の株式にも投資を行う可能性があります。

証券会社では販売していない

さわかみ投信は直販型の投信会社ですので、他の証券会社では販売されておらず、自社のみの販売となっています。
そのため、さわかみ投信で口座開設を行う必要があり、直接ファンドの購入・売却をさわかみ投信内で行います。

昔は一部の証券会社で取扱いがありましたが、現在は取り扱っておらず購入することはできません。
以来直販のみの取扱となっていますので、自社販売しかしないという強いこだわりを感じることができますね。

iDeCo(個人型確定拠出年金)も取扱いあり

さわかみ投信ですが、現在注目されはじめているiDeCo(個人型確定拠出年金)も取り扱っております。

iDeCoは若い人なら20~30年と長年運用するものですので、アクティブファンドである「さわかみファンド」で運用を行っていくのは、あまりおすすめできません。

一応、「DCダイワ物価連動国債ファンド」と「スルガ銀行定期預金」のラインナップがありますが、どちらも収益性が高い商品ではありませんので魅力的ではありません。

iDeCoを行うなら選択肢が多い、ラインアップが充実している他の証券会社ではじめた方が良いでしょう。

個人型確定拠出年金(iDeCo)を行うメリットとデメリットとは
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、将来給付される年金を自分で運用していく年金制度のことです。 サラリーマンや自営業者、公務員や主婦まで幅広く加入できる個人型確定拠出年金(iDeCo)をこの記事ではご紹介しています。

さわかみファンドの評価

次にさわかみファンドの詳細を見てみてみましょう。

ベンチマーク なし
購入手数料 無料(ノーロード)
スポット購入単位 1万円以上1円単位
積立単位 1万円以上1円単位
設定日 1999年8月24日
信託報酬 年1.00%(税別)
決算日 年1回(8/23)※分配金実績なし
純資産総額 2,774億円
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
資産構成 株式 (うち国内)…88.32%
株式 (うち国内)…0.08%
コール・ローン、その他 (負債控除後)…11.59%
運用会社 さわかみ投信株式会社

購入手数料は無料となっており、信託報酬も年1%とアクティブファンドとしては安いことが評価できます。

購入・積立は、共に1万円から可能です。
証券会社では100円から積立できるので、少額で積立を行いたい方はさわかみファンドは不向きかもしれません。

国別株式組入比率

市場 比率
日本 88.32%
米国 0.08%

市場別組入比率

市場 銘柄数 比率
東証1部 88 87.9%
東証2部 1 1.1%
JASDAQ(ジャスダック) 3 0.6%
その他 3 0.3%
外国市場 1 0%

上記を見ると、ほぼ東証一部の銘柄に投資を行っていることがわかります。

組入業種

銘柄 比率
化学 14.2%
電気機器 13.9%
機械 13.6%
精密機器 7.2%
輸送用機器 6.5%
ガラス・土石製品 5.2%
食料品 4.5%
ゴム製品 4.5%
鉱業 2.7%
小売業 2.4%
医薬品 2.2%
鉄鋼 1.9%
卸売業 1.8%
繊維製品 1.4%
パルプ・紙 1.2%
非鉄金属 0.9%
海運業 0.9%
陸運業 0.6%
サービス業 0.5%
その他製品 0.5%

組入上位銘柄

銘柄 比率
日本電産 5.27%
ブリヂストン 4.35%
花王 3.88%
TOTO 3.52%
ダイキン工業 3.22%
信越化学工業 2.94%
国際石油開発帝石 2.94%
浜松ホトニクス 2.82%
テルモ 2.60%
トヨタ自動車 2.57%
デンソー 2.17%
旭化成 1.89%
日本特殊陶業 1.85%
セブン&アイ・ホールディングス 1.64%
パナソニック 1.60%
三浦工業 1.58%
東レ 1.51%
住友化学 1.45%
三菱電機 1.31%
ホンダ 1.26%

長期投資を基本としていますので、リスクの少ない大型株を中心とした銘柄が投資対象となっています。
ただその分、大きなリターンを得ることが難しい構成とも言えます。

また幅広い銘柄に投資しているわけではないので、上位銘柄の値動きによる影響が大きくなっています。

運用成績は?

期間 ファンド TOPIX(配当込み)
1カ月 +2.37%
3カ月 -3.19% -3.1%
6カ月 -4.37% -3.6%
1年 -5.80% -4.9%
3年 +12.7%

+12.0%

設定来 159.7%

※2018年11 月末時点

ファンド TOPIX(配当込み)
2017年 25.05% 22.2%
2016年 1.34% 0.3%
2015年 6.91% 12.1%
2014年 12.11% 10.3%
2013年 55.76% 54.4%

ベンチマークとすべきであるTOPIX(配当込み)の成績と比較すると、ややパフォーマンスが劣っていることが見て取れます。
年間の成績で見れば2015年を除き勝っていますが、アクティブファンドとしては物足りない水準といえます。

分配金はなし

今まで一度も分配金を出しておりませんので、効率の良い運用が続けられています。
分配金を出してしまうと、税金が発生して運用効率が落ちてしまいますので、分配金なしであることは評価できます。

実質コスト

実質コスト
2018年
(2017/8/24~2018/8/23)
1.08%
2017年
(2016/8/24~2017/8/23)
1.00%

2018年8月決算にて判明した実質コストは、設定されている信託報酬と同率のコストでした。

さわかみ投信の口コミ

さわかみ投信のまとめ

  • 割安銘柄に長期投資を行っている
  • 月1万円から積立できる
  • 投資対象は東証一部の大型株が中心

さわかみ投信は、国内最初の独立系投信会社で、純資産も最大規模を誇っています。
野村信託銀行によって資産の分別管理が行われていますので、万が一破産した時でもお金が戻ってくることは安心です。

ただ、さわかみファンドの最近のパフォーマンスは、配当込みTOPIX指数を若干下回っており、成績が安定しているとは言いづらい状況です。
せめて、配当込指数と同等の成績が残せていればまだ評価できるのですが、アクティブファンドである以上、指数を上回る成績を残さないと評価されることはありません。

救いと言えるのは、10年間ベースで見れば配当込指数を上回る成績を残せていますので、数十年スパンで運用するなら投資する価値はあるかと思います。

本ファンドは現在のところ、東証一部の大型株を中心に構成されていますので、ひふみ投信のように、指数を大幅に上回る成績は期待できないと思います。

ただその分リスクは抑えられていますので、10年以上の長い期間で安定した運用を行っていきたい方には、本ファンドに投資することを検討してみても良いかもしれませんね。

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