純金積立は少額で始められて人気の積立商品です。
ただ純金の動向について詳しく知っている人はまだまだ少ないのではないのでしょうか。
そこで本記事では純金についての基本知識をご紹介します。
金の産出国データ
現在のところ金を一番多く産出しているのは中国になります。
その量はおよそ350万トンと言われ巨大産出国となっています。
他にもアメリカ、オーストラリア、ロシアなどが続きます。
経済成長が著しいインドネシアも最近は増えてきており今後も伸びていくことでしょう。
2017年の中国の金産出量は426トン、消費量は1,089トンで、産出量、消費量ともに世界一。 #中国
— China Tips by myokoi (@myokoi1962) 2018年9月26日
金の埋蔵量は
1年間で取れる世界中の金の量は、およそ2500トンと少なくなってきています。
埋蔵量も残り7万トンと推測されて、いずれ採取ができなくなると言われています。
その為現在は再利用の技術を活かして、金のリサイクルが活発的に行われるようになっています。
金自体の性質
金は柔らかいので加工しやすいという性質があります。
金箔などがそうですよね。わずかな金でも大きな金箔を作ることが可能です。
また錆びることもないので、金メッキと呼ばれるほかの商品に金箔をはることで腐蝕を防げることができます。
現在の金の需要は?
金の需要ですが1998年を底値に金価格上昇が続いており、リーマンショック時にも金のみが堅調に推移したことからわかるように、市況が不安定な時には安全資産として買われる傾向があります。
現在も何らかのリスクが発生した時に金価格が上昇しており、安全資産として揺るぎない地位を誇っております。
さらに現物商品としての金の需要も宝飾品を中心に伸びていて、経済が活発な時にも需要が安定していることが大きな長所と言えますね。
商品としての価値も存在しますので、株などの他の投資商品のような紙くずになったりしません。
今後も金価格の上昇が期待されており、金の埋蔵・産出が減少していくことによる価値上昇が根拠とされています。
ちなみに金価格は、1980年の6,945円が最高値となっています。
現在再びこの価格に近づいていることから、いずれ高値更新がされるものと予想されております。
そして金と金利の関係は強いとし、FRBによる金利が据え置かれるもしくは引き下げられた場合、米国のインフレが高まり、金の需要を押し上げるとした上で、エィドリアンの「市場のコンセンサスは、米国の2019年の利上げは無し、それに加えて量的緩和引締めの早期停止というハト派的政策を予想している。
— Gold.BullionVault.jp (@BullionVaultjp) 2019年3月19日
金の基本知識まとめ
上記で述べたように金は宝飾品だけでなく、食品、医療、素材としてなど様々な分野でも利用されており、金市場も安定して堅調に推移しています。
金は私たちの生活に大きく関わりが深い存在ですので、今後も需要が続くものと思われます。
今回は金の知識をおさらいも含めてお伝えしましたが、もし興味をもたれたなら純金積立をはじめてみるのをおすすめします。
