少額・低コストで積立も可能なラップ口座!ON COMPASS(マネラップ)(MSV LIFE)の評判と口コミ

ON COMPASS(マネラップ)

ON COMPASS(マネラップ)とは、ロボアドバイザーの機能を活用した低コストで運用できるラップ口座になります。
ON COMPASS(マネラップ)のようなロボアドバイザーを利用することで、自動的に投資のプロに運用を任せることが可能です。

ON COMPASS(マネラップ)の詳細情報

ON COMPASS(マネラップ)はマネックス証券から、2016年9月にサービスの提供が開始されたラップサービスです。

実際の運用は、マネックスグループ株式会社、株式会社クレディセゾン、バンガード・グループが共同で出資している「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問会社」が行っております。

項目 詳細
投資対象 ETF(日本含む)
最低投資金額 1万円
手数料 年間1.0%
積立可能額 1,000円から
運用会社 マネックス・セゾン・バンガード投資顧問会社

ON COMPASS(マネラップ)の特徴・メリット

簡単な質問に答えるだけで最適な資産運用プランが提案される

「ためる」「そなえる」「たのしむ」の3つの項目の中から選択して、出される質問に回答していくことで最適な資産運用プランが提案されます。

「ためる」が積み立てを行いながら資産運用するタイプ、「そなえる」が資産を取り崩しながら運用していくタイプ、「たのしむ」が「ためる」と「たのしむ」を組み合わせたタイプとなっております。

ユーザーはこの中から自身に合った、最適な項目をまず選択する必要があります。
そして出される質問に答えていくことになるのですが、おおまかな質問内容としては「投資経験の有無」「金融商品に関する知識」「金融資産の安全性」「運用資産が下落した時の対応」「リスク許容度」となっています。

これらの質問にすべて答えることで、資産運用プラン(ポートフォリオ)が作成され、その後ご自身で修正・調整も行えます。
注意したいのは「目標達成率が80%以上」でないとON COMPASS(マネラップ)を始めることができませんので、達成率が足りていない場合、ご自身で調整する必要があります。

リスク許容度別のファンド成績は?

ファンド名 運用戦略
レベル
設定来リターン
MSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース) LEVEL1 -4.31%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Bコース) LEVEL2 -6.30%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Cコース) LEVEL3 +0.79%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Dコース) LEVEL4 +2.82%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Eコース) LEVEL5 +5.40%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Fコース) LEVEL6 +9.03%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Gコース) LEVEL7 +12.10%
MSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース) LEVEL8 +15.24%

レベルが高いほどリスクが高くなりますが、大きなリターンが期待できます。

1万円から運用可能

ON COMPASS(マネラップ)では、1万円からロボアドバイザーを活用した、自動運用が行えるようになっています。
ロボアドバイザーの中では、低い金額で運用をはじめられますので、少額から行いたい方にもメリットがあると言えます。

投資を行うのは世界各国のETF

ON COMPASS(マネラップ)の投資商品はすべて、「ETF」と呼ばれる上場投資信託のみとなっています。
日本も含めた世界各国のバンガードETFに、分散して運用を行っていくことが特徴になります。

投資対象となっている資産カテゴリは下記になります。

投資商品
国内債券
国内株式
外国債券
外国株式
REIT

これらの資産カテゴリを分散して組み入れることにより、リスクの軽減が可能となっています。

積立は1000円からできる

ON COMPASS(マネラップ)では、月1,000円から積立投資が行えるようになっています。
もちろん積立手数料は別途かからず、無料で行えます。

他と比べて、最低積立金額が低くなっていることが魅力的と言えます。

比較的低コストで運用できる

ON COMPASS(マネラップ)を利用するのにかかる運用コストは、年間1%となっています。
似たようなサービスにファンドラップがありますが、手数料は年2%かかるものが多いですので、比較した時に低いコストで運用できることがメリットになります。

前述したとおり、ON COMPASS(マネラップ)は低い信託報酬が魅力のETFを投資商品としているので、安いコストで運用することが可能となっています。

また他のロボアドバイザーでは、手数料一つにしても「管理手数料」「管理維持費」と細分化されてややこしくなっているものが多々あります。
その点、ON COMPASS(マネラップ)はそれらも統括して「年間1%」のみと、初心者の方でもわかりやすい手数料表記にしているので、ユーザービリティの観点からも親切と言えるでしょう。

また投資対象としているETF平均経費率を「0.10%未満」に抑えております。
他社では、実際に投資している商品(投資信託、ETF)の経費率を開示していないところが多いです。
ですので、実質コスト(投資対象商品と投資一任サービスを合わせたコスト)が思っていたより高くつく可能性があります。

その点ON COMPASS(マネラップ)では、0.10%未満のETFに限定して投資を行い運用されています。
ETFと合わせた実質的なコストも低いことが、ON COMPASS(マネラップ)の強みと言えるでしょう。

特定口座に対応

2019年3月26日(火)より特定口座に対応しています。
一般口座だと、税金の計算から確定申告まで自分が行わないといけなくなり、少し面倒な作業が必要でした。

特定口座に対応したことで、マネックス証券が税金を計算から納付までしてくれるので、投資家自身の負担はありません。

ON COMPASS(マネラップ)のデメリット

口座自動引き落としに非対応

ON COMPASS(マネラップ)の投資一任口座に入金する方法は、マネックス証券の証券総合取引口座から振替を行って入金する必要があります。

現在のところ、証券口座&銀行口座等からの自動引き落としに対応していないため、一度マネックス証券の口座に入金⇒振替する手間が発生することになります。

基本的にほったらかしで運用を行っていきたい方には、少々不便な入金システムと言えるでしょう。
今後の対応に期待です。

【追記】
2017年9月よりマネックスの証券口座から自動的に、ON COMPASS(マネラップ)投資一任口座へ振替が行われるようになります。
つまりマネックスの証券口座に入金さえしておけば、あとは自動でON COMPASS(マネラップ)口座に資金移動をしてくれます。

マネックス証券に入金する手間はまだありますが、振替を自動で行ってくれるので、投資資金をあらかじめ入金しておけば、ほったらかし運用が可能となりますね。

ON COMPASS(マネラップ)の運用実績

私もON COMPASS(マネラップ)で運用を開始してみました。

組入地域・資産クラス

運用戦略はレベル7となっており、高めのリスクを取った運用方針で行っています。
上記の円グラフは、ON COMPASS(マネラップ)の管理画面で確認できます。

グラフを見ると北米(アメリカ)を中心に、日本と欧州地域を含めたバランスの良い投資配分となっています。

資産クラスは、国内外の株式でリスクを取りながらも、債券比率にも2割近く投資を行っておりますね。
株式で高い収益を目指しながら、下落のリスクにも対応した資産配分になっていると言えます。

組入上位10銘柄

現在のところ全10銘柄に投資をしており、上位4銘柄で約60%を占める構成となっていました。
信託報酬が超低コストのバンガードETFが上位を占めており、流動性が高い国内ETFも組み込まれております。

以前はiシェアーズやシュワブのファンドを多く保有していましたが、現座はバンガードに切り替わっています。
全組入銘柄の平均経費率は0.07%と、非常に低いコストで運用されていることがわかります。

またESG投資を行うETFやリートETFも組み入れられています。

積立金額は毎月1,000円で設定し目標金額は50万円としていますが、上手くいけば2050年までに目標金額の10倍近くまで期待できるシミュレーションになっています。
運用終了時点の投資元本は395,000円です。

現在の損益

項目 詳細
毎月積立金額 1,000円
運用終了日 2050年8月
プランタイプ ためる
運用戦略 Level 7
目標金額 500,000円
目標達成確率 98%
運用時価残高 40,962円
評価損益 +2,962円

運用開始から2年が過ぎ約3,000円の利益が出ています。
現在のところ+7.23%のリターンとなっています。

コロナショック後の力強い反発もあり、運用成績は好調を維持しています。

※2020年10月10日

ON COMPASS(マネラップ)の口コミ


ON COMPASS(マネラップ)の評価まとめ

  • ロボアドバイザーを活用した自動運用が可能
  • わずか1万円からはじめられる
  • 1,000円からの積立投資に対応
  • 海外ETFに低コストで投資が行える

ON COMPASS(マネラップ)は、資産を預ければ提案されたポートフォリオを基に、自動でETFの買付・売却・管理を行ってくれる素晴らしいサービスと言えます。

コストの面も、通常であれば取引ハードルが高い、海外ETFに低コストで行える点も魅力的です。
また積立も千円から対応しており、少額からコツコツと積立していくことができます。

将来の資産形成が効率的に行えるラップ口座(ラップサービス)となっていますので、ほったらかし運用に興味がある方は一度試してみることをおすすめします。

ON COMPASS(マネラップ)を始めるには、マネックス証券で口座を開設する必要がありますので、まだ口座を保有しておられない方はまず開設を行いましょう。

最短3分で申込ができ、本人確認書類をネットでアップロードすれば3営業日以内に取引開始できます。

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