社会貢献しながら資産形成を行える!コモンズ投信の評判と利回り実績を徹底解説!

コモンズ投信は2007年に設立された独立系の資産運用会社のことです。
透明性の高い運用を行っていることや、投資を通じて社会貢献できることが特徴です。

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コモンズ投信とは

コモンズ投信は自社投資信託の直販を行っている運用会社になります。
2009年に「コモンズ30ファンド」の運用が開始され、2011年には金融機関等に販路拡大を行っています。

長期のつみたて投資を推奨していて、実際に利用ユーザーの約8割はつみたてプランを選択しています。
また平均積立期間は4年となっています。

また運用の「見える化」をモットーとしており、説明会や個別面談などを積極的に開催しています。
透明性の高い運用を行えるのは、独立系運用会社の強みとも言えます。

コモンズ投信の特徴・メリット

毎月3千円からつみたて可能

コモンズ投信では、毎月3,000円1円単位から積立投資を行うことができます。
積立日に指定口座から自動で引き落とされます。

また1万円単位でスポット買いも行えます。
大きく下落したタイミングで買い足すことができるので、積立と合わせて活用すれば有効な手法となるでしょう。

実績十分の2つのファンドがある

コモンズ投信では2種類のファンドを取り扱っています。
どちらもコモンズ投信では購入手数料無料で買付することが可能です。

コモンズ30ファンド

コモンズ30ファンドは国内30銘柄に投資しているアクティブファンドになります。

参考指数 なし
投資対象 株式
購入手数料 3.3%(コモンズ投信と一部の証券会社は無料)
設定日 2009年1月19日
信託報酬 年0.98%
500億円を超える部分…0.89%
1,000億円を超える部分…0.79%
3,000億円を超える部分…0.68%
決算日 年1回(1/18)
純資産総額 185億円
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
投資形態 ファミリーファンド方式
為替ヘッジ あり

ファンド名の由来は、30年先を見越して資産形成が行える30銘柄に投資しているところから取られています。
世界で活躍する国内のグローバル企業を中心に構成されています。

投資対象とする銘柄は収益力だけでなく、対話力や企業文化など通常では見えない価値を重視して検討しています。
コモンズ投信の柱ともいえるファンドであり、資産も順調に増加し続けています。

ちなみに本ファンドは海外にも投資する可能性があるとのことですが、現在のところ国内企業のみとなっています。
海外株式に投資した際には、為替ヘッジを行う予定です。

組入上位銘柄

銘柄 比率
エーザイ 4.5%
ディスコ 3.8%
ユニ・チャーム 3.7%
東京エレクトロン 3.6%
ダイキン工業 3.6%
資生堂 3.6%
クボタ 3.6%
日立製作所 3.5%
堀場製作所 3.5%
カカクコム 3.5%

上位銘柄を見る限り大型株が中心となっています。
東京エレクトロンやディスコなど、海外売上比率が高い企業に多く投資しています。

ただ30銘柄なので分散性は低いです。
安定した値動きの大型株なのでリスクは低いですが、その分大きなリターンを期待することは難しそうです。

運用成績は?

期間 リターン TOPIX(配当込み)
3カ月 +14.06%
6カ月 +13.73%
1年 +3.55% +1.91%
3年(年率) +7.67% +4.97%
5年(年率) +6.56% +3.80%
10年(年率) +9.28% +7.30%
設定来 +211.19%
本ファンド TOPIX(配当込み)
2018年 -16.9% -16%
2017年 +25.0% +22.2%
2016年 +4.2% +0.3%
2015年 +8.8% +12.1%
2014年 +16.3% +0.3%
2013年 +41.7% +54.4%
2012年 +19.4% +20.9%
2011年 -13.6% -17%
2010年 -4.2% +1%
2009年 +39.1% +7.6%

国内株式の代表指数であるTOPIX(配当込み)と比較してみましたが、おおむね同程度のパフォーマンスを維持しています。

分配金は?

決算日 分配金
2019年1月18日 0円
2018年1月18日 250円
2017年1月18日 240円
2016年1月18日 0円
2015年1月18日 220円

分配は毎年出ているわけでなく、出たりでなかったりで安定していません。
過去の利回りも魅力的な水準とは言えないです。

ザ・2020ビジョン

ザ・2020ビジョンは、国内株式を投資対象とするアクティブ型ファンドになります。

参考指数 なし
投資対象 国内株式
購入手数料 3.3%(コモンズ投信と一部の証券会社は無料)
設定日 2013年12月27日
信託報酬 年1.15%
300億円を超える部分…1.05%
500億円を超える部分…0.94%
1,000億円を超える部分…0.84%
3,000億円を超える部分…0.73%
決算日 年1回(1/18)
純資産総額 44億円
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
投資形態 ファミリーファンド方式
為替ヘッジ あり

2020とありますが2020年に償還されるのではなく、2020年以降の将来を見据えた運用を行う意味で付けられています。
こちらも長期運用を基本としており、コモンズ30ファンドよりもより大きなリターンを目指しています。

国内株式50銘柄に投資していて、小型株~大型株まで幅広くカバーしています。
割安かつ収益力の高い企業の中から、調査を通じて厳選された銘柄で構成されています。

また下落相場時には現金比率(最大50%程度)を高めて損失リスクをコントロールしています。

市場別構成比率

銘柄 比率
東証一部 61.7%
東証マザーズ 24.5%
東京二部 0%
その他 9.4%
現金 4.4%

組入上位銘柄

銘柄 比率
ソニー 4.0%
エムスリー 3.9%
任天堂 3.6%
ワークマン 3.0%
ラクスル 2.9%
リクルートホールディングス 2.8%
ユーザーベース 2.8%
メイコー 2.8%
ジャパンエレベーターサービス 2.5%
日本電産 2.5%

東証一部の大型株だけでなく、メイコーやユーザーベースなど中小型株も組み入れられています。
一定の小型株効果が期待できるので、リターンを追求する場合には検討価値があるでしょう。

運用成績は?

期間 リターン ひふみ投信
3カ月 +18.60%
6カ月 +16.47%
1年 +14.92% +4.38%
3年(年率) +11.13% +12.49%
5年(年率) +7.65% +12.20%
設定来 +73.54%
本ファンド ひふみ投信
2018年 -21.6% -21.37%
2017年 +21.2% +44.82%
2016年 -3.0% +4.53%
2015年 +14.7% +21.75%

運用方針が似ているひふみ投信と比べたところ、ここ1年では上回るもののその他の期間では下回る成績となっています。

分配金は?

決算日 分配金
2019年12月18日 120円
2018年12月18日 0円
2017年12月18日 0円
2016年12月18日 0円
2015年12月18日 0円

今まで一度も分配金が出ておりませんでしたが、2019年12月にはじめて120円の分配が出されています。
利回り水準は1%未満と、おまけ程度の水準となっています。

純資産に応じて信託報酬割引

コモンズ投信のファンドは純資産が増えるごとに、信託報酬の割引が行われます。

これはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などのインデックスファンドでも実施されています。
資産が増えるほど保有コストが安くなりますので、投資家にとってはありがたいサービスと言えるでしょう。

売上の1%を寄付している

コモンズ投信では、取り扱っているファンドの信託報酬1%相当を対象の企業・団体に寄付しています。

コモンズ30ファンドは「コモンズSEEDCap」と題して、社会起業家を応援するプログラムを実施しています。
コモンズ投信のユーザーと選定委員会で寄付先が決定され、社会的問題を解決するために立ち上がった企業を支援できます。

ザ・2020ビジョンでは、「コモンズPOINT」で障がい者スポーツを応援しています。
連盟や団体を通じて、障がい者スポーツのチャレンジャーに寄付することができます。

こういった社会貢献活動を同時に行えることが、投資家から支持されている理由の一つとなっています。

未成年口座も開設可能

未成年口座(こどもトラスト)が開設可能であり、お子さまの将来に向けた教育資金を準備することができます。
コモンズ投信では6人に1人が未成年のユーザーとなっていて、多く利用されていることがわかります。

子供が成人になった場合には、成人口座への切替えも行うことが可能です。
今なら0~2歳のお子様とその兄弟姉妹が同時に開設した場合、3,000円分のファンドなどお得なプレゼントがもらえます。

セミナーが随時開催

コモンズ投信では定期的にセミナーやイベントを開催しています。
専門の講師がコモンズ投信について丁寧に解説してくれます。

現地に行けない場合でも公式サイトでレポートが公開されていますので、投資に役立つ情報を知ることができます。

ファンドは他の金融機関でも購入できる

コモンズ投信で扱っているファンドは、他の金融機関でも購入可能です。
人気のSBI証券楽天証券はもちろん、tsumiki証券やLINE証券と言った新興企業でも取り扱いがあります。

取り扱い会社だけの独自サービスが受けれますので、直販以外でも購入できることはありがたいですね。

コモンズ投信の欠点・デメリット

選択できる商品が少ない

取り扱いファンドは2つのみですので、投資の選択肢が限られてしまいます。
他のファンドも検討したい場合は、楽天証券マネックス証券などのネット証券を利用することをおすすめします。

コモンズ投信の口コミは?

コモンズ投信の評価

コモンズ投信ですが、独立系運用会社の強みである透明性の高さが評価されています。
定期的な詳細レポートやセミナーによって、資産運用を身近に感じることができます。

また投資を通じて寄付することができ、社会的な利益も追求できることが支持されています。
未成年口座やつみたてNISAにも対応してるので、将来に向けた資産づくりに活用してみてはいかがでしょうか。

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