日経平均4.3倍の値動き!楽天日本株4.3倍ブルの評価・解説

楽天日本株4.3倍ブル

楽天日本株4.3倍ブルとは、日経平均株価4.3倍の値動きを目指すブル型ファンドになります。

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楽天日本株4.3倍ブルの詳細

投資対象 国内株式および国内債券
ベンチマーク なし
購入手数料 無料~
最低積立金額 100円~(楽天証券SBI証券など)
つみたてNISA ×:対象外
設定日 2015年10月7日
信託報酬 年1.13%(税別)
純資産総額 249億円
決算日 年1回(6/15)
信託財産留保額 なし
償還日 2022年6月14日まで
運用会社 楽天投信投資顧問株式会社

楽天日本株4.3倍ブルの特徴

楽天日本株4.3倍ブルは、国内最大レバレッジのブル型ファンドであることが特徴です。
なんと日本株の値動きに対して4.3倍の値動きになるよう設計されています。

これは先物取引を活用することによって、レバレッジ運用を実現しています。
今まで購入手数料がネックでしたが、主要ネット証券がノーロード化(購入時手数料無料)したため、手数料を気にせず買えるようになっています。

ブル型ファンドは株価の上昇局面で大きく利益が狙えるファンドとなります。
日経平均が反発した2016年7月~2017年6月は、+150%超のハイパフォーマンスを記録しています。

ただその分下落が大きくなることもあり、ハイリスク&ハイリターンの商品と言えます。
後述する注意点も多く、長期の資産形成にはお勧めできないファンドです。

ブルベア型ファンドの注意点

注意点は、運用成績が必ず4.3倍の値動きになるわけではないということです。
日々の騰落率を基準としているため、 2日以上離れた日の比較では4.3倍の値動きとならない場合があります。

また上下の値動きを繰り返すレンジ相場では、基準価額が下落するというデメリットも存在します。
そのため長期的な保有には向かず、短期売買に適した投資信託になっています。

資産構成

銘柄 比率
株式先物 429.9%

利回り・運用成績は?

期間 楽天日本株
4.3倍ブル
日経平均
インデックスファンド
1ヵ月 +5.6%(+3.5倍) +1.6%
3ヵ月 +67.6%(+5.1倍) +13.3%
6ヵ月 +68.3%(+4.8倍) +14.1%
1年 +6.3%(±0倍) +6.3%
3年 +100.9%(+2.9倍) +34.4%
設定来 +14.5%

※2019年11月末時点

年次 楽天日本株
4.3倍ブル
日経平均
インデックスファンド
2018年 -53.8%(-5.1倍) -10.4%
2017年 +102.3%(+4.8倍) +21.0%
2016年 -38.7% +6.5%

同じ日経平均株価の値動きを投資対象とするニッセイ日経平均インデックスファンドと比較してみました。
前述したとおり、必ずしも4.3倍の値動きにはなっておりません。

ここ1年のリターンに至っては、プラスリターンにもかかわらず同じパフォーマンスとなっています。

最大下落率は?

期間 下落率
2016/1-2016/6 -71.4%
2015/12-2016/2 -68.4%

最大下落率は2016年に記録した-71%です。
ブルベア型ファンドだけあって、かなり下落幅が大きくなっています。

実質コストはどれくらい?

決算年度
(対象期間)
実質コスト
2019年6月
(2018/6/16~2019/6/17)
1.23%

売買手数料がかさんだ結果、実質コストはやや高くついてしまっています。

個人投資家の評判は?

楽天日本株4.3倍ブルの評価

楽天日本株4.3倍ブルですが、短期の上昇局面で大きなリターンを狙えることが評価できます。
短期的に日経平均が上がると予想出来る方には、使い勝手の良いファンドになるでしょう。

ただ資産運用の観点から投資とは言えず、まさに投機の商品と言えます。
ボックス相場でも損する商品であるため、短期でリスクを取れる方だけに推奨するファンドです。

楽天日本株4.3倍ブルを購入できる会社はこちら

現在下記ネット証券などで取り扱いされています。

販売会社 楽天証券
SBI証券
マネックス証券
岡三オンライン証券
松井証券
フィデリティ証券
ジャパンネット銀行
LINE証券
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