SBIグローバル・バランス・ファンドは、世界の株式と債券に投資が行えるバランス型ファンドになります。
SBIアセットマネジメントから2018年10月4日に設定されています。
SBIグローバル・バランス・ファンドの詳細
投資対象 | 世界株式、世界債券 |
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ベンチマーク | 日本株式…東証株価指数(TOPIX) 先進国株式 (除く米国)…S&Pディベロップド(除く米国)・ブロード・マー ケット・インデックス 米国株式…ダウジョーンズ U.S.ブロード・ストック・マーケット・ インデックス 新興国株式…S&Pエマージング・ブロード・マーケット・イン デックス 日本債券…NOMURA-BPI総合インデックス 先進国債券 (除く米国)…ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合 (米ドル除く)浮動調整RIC基準インデックス (米ドルヘッジベース) 米国債券…ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券 インデックス 新興国債券…ブルームバーグ・バークレイズ米ドル建て新興 市場政府債RIC基準インデックス |
購入手数料 | 無料 |
最低積立金額 | 100円~(SBI証券) |
つみたてNISA | ×:対象外 |
設定日 | 2018年10月4日 |
信託報酬 | 年0.254%(税別) |
純資産総額 | 1.59億円 |
決算日 | 年1回(9/20) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | 債券のみあり |
投資形態 | ファンド・オブ・ファンズ方式 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
SBIグローバル・バランス・ファンドの特徴
SBIグローバル・バランス・ファンドは、世界の株式40%と債券60%に投資可能なファンドであることが特徴です。
SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)指定商品(セレクトプラン)にもなっています。
本ファンドは複数のETFを通じて投資を行うファンド・オブ・ファンズ形式を採用しています。
現在7つの国内・米国ETFで構成されていて、ブランドもiシェアーズやバンガード等と多岐にわたります。
これだけ多くのETFを投資しながら年0.254%の信託報酬で済むことは魅力的と言えます。
ただ競合ファンドの楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)は年0.231%なので、シンプルに株式と債券を投資したい方にはやや割高のコストに感じるでしょう。
また本ファンドは、年1回資産配分比率を±20%の範囲で見直す可能性があるとのことです。
投資対象のETF自体はインデックス運用ですが、資産配分における調整の裁量が広い為、実質的にはアクティブファンドの部類と言えるでしょう。
資産構成
項目 | 比率 |
---|---|
i投資信託証券 | 138.1% |
為替ヘッジ評価損益 | 0.7% |
現金など | -38.8% |
組入銘柄
投資対象 | 銘柄 | 比率 |
---|---|---|
日本株式 | iシェアーズ・コア TOPIX ETF | 3.6% |
先進国株式(除く米国) | SPDR ポートフォリオ・ディベロップドワールド(除く米国)ETF | 13.6% |
米国株式 | シュワブ U.S.ブロードマーケットETF | 30.7% |
新興国株式 | SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF | 6.7% |
日本債券 | MUAM 日本債券インデックスファンド(適格機関投資家限定) | -% |
日本債券 | NEXT FUNDS国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信 | -% |
先進国債券(除く米国) | バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) | 27.8% |
米国債券 | シュワブ U.S.アグリゲート・ボンドETF | 41.8% |
新興国債券 | バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF | 13.9% |
おおむね世界市場の時価総額に準じた比率になっているので、市場規模に近い資産構成と言えます。
利回り・運用成績は?
期間別騰落率
期間 | SBIグローバル・ バランス・ファンド |
楽天・インデックス・ バランス・ファンド (均等型) |
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1ヵ月 | -2.04% | -4.3% |
3ヵ月 | +0.01% | -1.0% |
6ヵ月 | +1.35% | +0.5% |
設定来 | -2.16% | – |
※2019年5月31日時点
比率こそ異なるものの、株式と債券に投資している楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)と成績を比較してみました。
まだ運用して1年も経っていませんが、現在のところSBIグローバル・バランス・ファンドの方が良好なパフォーマンスを残しています。
本ファンドの方が債権比率が高くリスクを抑えた運用となっているので、市況悪化時には優位となります。
個人投資家の評判は?
投資信託を比較する99
SBI グローバル・バランス・ファンド
日本を含む全世界の株式40%及び債券60%へ分散投資。資産配分比率は年1回±20%の範囲で見直しを行う場合がある。債券について為替ヘッジあり。
2018年設定。リターンは高くないが、リスクが低いため、シャープレシオはSlim8資産を上回る。 pic.twitter.com/vpSuyqUlIu
— HIROBUN@投資信託を比較する (@indexhikaku) February 6, 2020
SBIグローバルバランスってなファンドが出るらしいけど株と債券の比率がプラマイ20%で変動するってのがどーもキナ臭い
— ステテコ太郎_2019JGC修行中 (@yokoden23) 2018年9月15日
SBIグローバル・バランス・ファンドの評価
SBIグローバル・バランス・ファンドですが、比較的低コストで世界の株式と債券に投資できることが評価されています。
市況に応じて資産配分比率がリバランスされるので、運用手腕によっては良好なパフォーマンスが期待できると思います。
SBI証券のiDeCoセレクトプランに採用されていますが、ファンドの実績が乏しく現時点で推奨しづらいファンドとなっています。
資金流入も最近になってようやく増加傾向にあるので、iDeCoで運用したい方はもう少し様子を見るべきでしょう。
株式40%:債券60%という微妙な資産配分ではあるものの、なるべくリスクを抑えて世界市場規模に沿った分散投資を行いたいという場合には、検討しても良いバランスファンドと言えます。
SBIグローバル・バランス・ファンドを購入できる会社はこちら
現在のところSBI証券のみの取り扱いとなっています。
SBI証券の「投信マイレージサービス」対象ファンドですので、月間平均保有額に対して年率0.05%のポイントが付きます。
販売会社 | SBI証券 |
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