人気ランキング常連の定番ファンド!ニッセイ日経225インデックスファンドの評価と解説

ニッセイ日経225インデックスファンド

ニッセイ日経225インデックスファンドとは、日経平均株価(日経225)に連動する国内株式インデックスファンドのことです。

2004年設定とニッセイインデックスシリーズの中でも古株の存在であり、純資産約1500億円を誇る人気ファンドとなっています。

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ニッセイ日経225インデックスファンドの詳細

投資対象 国内株式
ベンチマーク 日経平均株価(日経225)
つみたてNISA 〇:対象ファンド
購入手数料 無料
設定日 2004年1月28日
信託報酬 年0.25%(税別)
純資産総額 1,466億円
決算日 年1回(2/15)
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
投資形態 ファミリーファンド方式
資産構成 株式…100.3%
(現物…96.2%、先物…4.1%)
運用会社 ニッセイ・アセットマネジメント株式会社

ニッセイ日経225インデックスファンドの特徴

ニッセイ日経225インデックスファンドは、東証一部上場銘柄から選出された225銘柄で構成されている日経平均株価をベンチマークとしています。
日経平均株価は株価平均型の指数であるため、値嵩株の値動きに強く影響を受けることが特徴です。

そのため年に一度リバランス(配分見直し)が行われており、構成銘柄の入れ替えを実施しています。
本ファンドに投資することで、200以上の日経平均銘柄に分散投資が行えます。

設定から15年が経っており巨額の純資産を誇りますが、ここ最近は資産が伸び悩んでおります。
というのも、同じニッセイ・アセットマネジメントが運用するニッセイ日経平均インデックスファンド(年0.159%)が登場したことで、低コストファンドの方に流れている状況です。

本ファンドは信託報酬が0.1%程度割高ですので、よりコストを抑えて投資したい場合はニッセイ日経平均インデックスファンドもしくはeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)(年0.155%)で運用するようにしましょう。

組入業種は?

業種 比率
電気機器 17.8%
小売業 12.9%
情報・通信業 11.2%
化学 8.7%
医薬品 8.3%
輸送用機器 5.1%
サービス業 4.8%
機械 4.8%
食料品 4.7%
建設業 3.6%

組入れ銘柄は?

銘柄 比率
ファーストリテイリング 9.0%
ソフトバンクグループ 5.6%
ファナック 3.3%
東京エレクトロン 2.8%
KDDI 2.5%
テルモ 2.3%
京セラ 2.3%
ダイキン工業 2.2%
ユニー・ファミリーマートホールディングス 2.0%
リクルートホールディングス 1.6%

運用成績・利回りは?

期間別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
1カ月 -0.1% -0.8%
3カ月 +6.8% +6.0%
6か月 -11.2% -12.1%
1年 +0.6% -1.2%
3年 +33.0% +26.5%
設定来 +140.2% +95.4%

年間別騰落率

ファンド
2018年 -10.5%
2017年 +21.0%
2016年 +2.1%
2015年 +10.5%
2014年 +8.7%
2013年 +58.7%
2012年 +25.3%
2011年 -15.9%

ベンチマークは配当を含んでいないため、ファンドの成績(配当込み)と乖離が発生してしまっています。
ファンドの成績を配当込みで表すなら、ベンチマークも配当込み指数とすることが望ましいでしょう。

ちなみにニッセイ日経平均インデックスファンドの方は、配当込み指数をベンチマークとしています。

分配金は?

設定以来一度も分配を出さずに運用が続けられています。

実質コストは?

対象期間 実質コスト
2019年2月
(2018/2/16~2019/2/15)
0.276%

最新の実質コストは年0.276%となっています。

個人投資家の評判は?

ニッセイ日経225インデックスファンドの評価

ニッセイ日経225インデックスファンドですが、15年以上の運用と長年の実績がある日経平均インデックスファンドであることが特徴です。
ただし続々と後続のインデックスファンドに人気を奪われていて、存在意義が失われつつあるファンドとなっています。

信託報酬引き下げも行われていませんので、特別な理由がなければニッセイ日経平均インデックスファンドなどの後続ファンドに乗り換えることをおすすめします。

唯一SBI証券であれば「投信マイレージサービス」対象ファンドになることから、1,000万円未満の保有実質年0.1%割引1,000万円以上の保有実質年0.2%割引になります。
まとまった金額で保有した場合は実質年0.05%で運用できますので、SBI証券の場合は検討価値があるでしょう。

事実SBI証券の人気ランキングでは依然上位をキープしています。

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