つみたてNISA対象の楽天バンガード投信!楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の評価・解説

楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(愛称:楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型))は、世界の株式と債券に分散投資が行えるバランス型インデックスファンドになります。

楽天投信投資顧問から、楽天・バンガードシリーズの一つとして2018年7月20日に設定されました。
2019年2月26日付で構成銘柄であるバンガードETFが経費率改定を行ったため、本ファンドの信託報酬も年0.22%に引き下げられています。

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楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の詳細

投資対象 世界株式、世界債券
ベンチマーク 株式…FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
債券…ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックス
購入手数料 無料
最低積立金額 100円~(楽天証券SBI証券など)
つみたてNISA 〇:対象ファンド
設定日 2018年7月20日
信託報酬 年0.22%(税別)
純資産総額 9.61億円
決算日 年1回(4/15)
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
為替ヘッジ 債券のみあり
投資形態 ファミリーファンド方式
運用会社 楽天投信投資顧問株式会社

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の特徴

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)は、低コストで株式70%と債券30%に投資可能なファンドであることが特徴です。
つみたてNISA対象ファンドとなっており、3本の楽天・インデックス・バランス・ファンド中では一番純資産が多いです。

全世界株式のベンチマークであるFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、日本を含んだ先進国に加えて、中国・インドなどの新興国株式市場を含む全株式市場98%をカバーしています。
構成銘柄は実に約8,000銘柄にも及び、全世界株式クラスの中で最大級の指数となっています。

債券ベンチマークのブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックスは、先進国を中心とした70か国以上の国債・社債で構成されています。
有名な外国債券指数である「シティ世界国債インデックス」よりも幅広い地域をカバーしており、真の全世界債券インデックスと言えます。

また本ファンドは、楽天市場が提供している「ポイント運用」サービスのアクティブコース対象ファンドとなっています。
楽天スーパーポイントを利用して気軽に投資できますので、興味のある方はそちらも活用してみることをおすすめします。

投資対象はバンガードファンド2本で構成

本ファンドの構成銘柄ですが、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」「バンガード・グローバル・ボンド・インデックスファンド」の2つのバンガードETFを通じて投資を行っています。

世界分散投資の代表格である「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」、世界債券に幅広く投資が行える「バンガード・グローバル・ボンド・インデックスファンド」の2本を、70:30の比率で分散投資しています。

また債券部分は為替ヘッジありとなっています。
ヘッジに伴うコストが発生してしまいますが、円高などの為替変動リスクを抑えながら世界債券に投資したい場合に最適なファンドとなります。

組入銘柄

銘柄 比率
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) 71.4%
バンガード・グローバル・ボンド・インデックスファンド 30.6%
短期金融資産など -2.0%

ETFの組み入れ銘柄は?

世界株式
国・地域 比率
米国 54.8%
日本 7.6%
英国 5.3%
中国 3.3%
フランス 3.0%
カナダ 3.0%
ドイツ 2.6%
スイス 2.5%
豪州 2.2%
韓国 1.5%
銘柄 比率
マイクロソフト 1.9%
アップル 1.8%
アマゾン 1.5%
フェイスブック 0.9%
JPモルガン・チェース 0.7%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 0.7%
アルファベット(Google) クラスC 0.7%
アルファベット(Google) クラスA 0.7%
エクソンモービル 0.6%
バークシャー・ハサウェイ 0.6%

マイクロソフトやGoogleといった、世界を代表する約8,000銘柄に投資を行っています。
上位10銘柄の比率は全体の10%にも満たず、幅広く分散して投資されていることがわかります。

国別比率を見ると、半数近くがアメリカ企業で構成されています。

債券(国・地域別)
国・地域 比率
米国 41.7%
日本 10.8%
フランス 6.3%
ドイツ 5.6%
英国 4.2%
 格付 比率
AAA 42.3%
AA 15.7%
A 22.4%
BBB 16.7%
格付なし 2.9%
銘柄数 10,903
最終利回り 1.8%
 平均クーポン 2.7%
 平均残存期間 8.6年
 平均デュレーション 6.8年

組入ETFであるバンガード・グローバル・ボンド・インデックスファンドは、1万銘柄以上で構成されています。
平均クーポンは2.7%、平均残存期間は8.6年となっています。

利回り・運用成績は?

期間別騰落率

期間 楽天・インデックス
バランス(株式重視型)
世界経済インデックス
(株式シフト型)
1ヵ月 -4.3% -5.9%
3ヵ月 -1.0% -3.0%
6ヵ月 +0.5% -1.6%
設定来 -1.9%

※2019年5月末時点

ベンチマークが異なりますが、比率が株式75%:債券25%で似ている世界経済インデックスファンド(株式シフト型)と比較してみました。

どちらもマイナスですが、ここ半年のパフォーマンスは楽天・インデックス・バランス・ファンドの方が上回っています。
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の方が少しリスクを取って運用しているので、相場が軟調な時期はパフォーマンスが落ちてしまっています。

個人投資家の評判は?

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の評価

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)ですが、低いコストで株式と債券に70:30の比率で投資できることが評価できます。
株式と債券に均等に投資を行っているファンドは多々ありますが、70:30の割合で投資できるファンドは限られています。

つみたてNISAなど長期の投資において、株式70%:債券30%で分散投資できるファンドは魅力的と言えます。
資産配分が崩れたとしても自動でリバランスを行ってくれるので、ほったらかしで運用できることがバランスファンドの強みとなります。

もし株式70%の比率はリスクが高いと感じるなら、楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)(年0.231%)のような株式50%:債券50%の均等ファンドを選ぶようにしましょう。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)を購入できる会社はこちら

現在下記ネット証券などで取り扱いされています。

販売会社 楽天証券
SBI証券
マネックス証券
岡三オンライン証券
カブドットコム証券
松井証券
ジャパンネット銀行
静岡銀行
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インデックスファンド投資信託
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