ニッセイ外国債券インデックスファンドは、先進国債券を投資対象とするインデックスファンドになります。
ニッセイアセットマネジメントの「購入・換金手数料なしシリーズ」から2013年12月に設定されました。
2019年6月27日付で年0.17%から年0.140%に、信託報酬引き下げが予定されています。
ニッセイ外国債券インデックスファンドの詳細
投資対象 | 先進国債券 |
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参考指数 | FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース) |
つみたてNISA | ×:対象外 |
設定日 | 2013年12月10日 |
購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 年0.17%(税別) |
純資産総額 | 104億円 |
決算日 | 年1回(11/20) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴
ニッセイ外国債券インデックスファンドは、先進国債券ファンドの中でも低コストで投資できることが特徴となっています。
投資対象となっている債券は株式と比較するとリターンは小さいですので、出来る限り低いコストのファンドで運用することが重要となってきます。
2019年6月27日より年0.140%に信託報酬改定が予定されていて、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスと並び最安ファンドとなります。
またeMAXIS Slim 先進国債券インデックスよりも本ファンドの方が運用実績が長く、純資産も大きいことが強みと言えます。
ファンドの規模が大きいほど安定した運用が期待でき、ベンチマークとの乖離が発生しづらくなります。
ベンチマークのFTSE世界国債インデックスは、日本を除いた先進国の債券市場に連動した指数となります。
先進国と言っても現在はほぼアメリカ国債に投資しており、高い格付けの債券で構成されています。
ポートフォリオ情報
平均格付 | AA |
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平均修正デュレーション | 7.23年 |
平均最終利回り | 1.69% |
平均クーポン | 2.71年 |
平均直利 | 2.41% |
銘柄数 | 600 |
平均最終利回りは日本の国債と比べると高めと言えます。
組入上位10ヵ国・組入通貨比率
国・地域 | ファンド |
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アメリカ | 46.9% |
フランス | 10.0% |
イタリア | 8.8% |
イギリス | 6.7% |
ドイツ | 6.6% |
スペイン | 5.8% |
ベルギー | 2.5% |
オーストラリア | 2.1% |
オランダ | 2.0% |
その他 | 8.7% |
運用成績は?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -0.3% | -0.3% |
3カ月 | 2.4% | 2.5% |
6カ月 | 2.0% | 2.1% |
1年 | 1.3% | 1.5% |
3年 | 3.8% | 4.6% |
設定来 | 11.1% | 13.3% |
株式の上昇に比べればなだらかですが、2019年に入り上昇基調となっています。
ここ数年は低いリターンですが、設定来では10%以上のリターンとまずまずの成績を残しています。
分配金は?
現在まで一度も分配を出さずに運用が行われています。
個人投資家の評判は?
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド」(2931213C) の資産が3000円増えた。短期で一喜一憂しても無意味なのは分かってるけど、銀行の円預金では起こり得ないことなので、資産運用は何だか楽しい♪
— けっぱ (@keppa05) 2019年1月25日
来月分のアメリカの料理教室の授業料は、授業予算より1100円安いので、その分(1100円)を楽天証券の口座に入金しました。それで、ニッセイ外国債券インデックスファンド(700円)とiFree 新興国債券インデックス(400円)を注文しました。
— DallasのFXトレード&配当所得の向上 (@Dallas_invests) 2018年11月14日
ニッセイ外国債券インデックスファンドの評価
ニッセイ外国債券インデックスファンドですが、低いコストで先進国債券に分散投資できることが評価されています。
ファンドの規模も大きく、安心して運用を任せられることもメリットになります。
ただ外国債券は為替リスクがついてきますので、円高になるとどうしてもパフォーマンスが落ちてしまいます。
今後円安になっていくと考える場合は投資妙味がありますが、金融危機等で円が買われる展開になると債権と言っても派手に下落する恐れがあります。
長い目で見れば安全資産が円から別の通貨に移る可能性もありますが、現段階では円高リスクのあるファンドですので、短期もしくは将来的に円安になると予想する場合に、保有すべき投信と言えるでしょう。
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