SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)は、国内株式の中小型株で構成されているアクティブファンドです。
ファンドの成績は好調で、2017年に「R&Iファンド大賞」で最優秀ファンド賞を受賞しています。
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブの詳細
投資対象 | 国内株式 |
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ベンチマーク | なし |
購入手数料 | 無料 |
最低積立金額 | 積立不可 |
信託報酬 | 年1.7%以内(税別) |
純資産総額 | 268億円 |
設定日 | 2006月7月31日 |
決算日 | 年1回(7/22) |
信託財産留保額 | 0.3% |
償還日 | 無期限 |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
資産構成 | 国内株式…95.4% 現金など…4.6% 構成銘柄…59銘柄 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブの特徴
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブですが、国内株式市場の全銘柄の中から、割安かつ財務安定性に優れた銘柄に投資を行っています。
最大の特徴はここ10年で高いリターンを出し続けていることになります。
あのひふみ投信にもトータルリターンで上回っており、アクティブファンドとしては投資価値のあるファンドと言えます。
PERが低い割安株の中から、財務基盤が安定している成長性の高い銘柄に絞って組み入れが行われています。
また株価が下落した銘柄にも、リスクを取って投資をしていることが特徴です。
銘柄を絞り込む際には、直接会社に訪問して個別面談を実施しています。
実際に組み入れを行うときにも、一括ではなく徐々に比率を増やしていく「時間分散」、1銘柄ごとの比率を制限する「組入比率制限」と、慎重なスタイルで分散投資を行っています。
ただアクティブ方針のファンドとあって、保有コストは年1.7%と高くなっています。
それでもここ10年のリターンを見れば、気にならない水準と言えるでしょう。
週次でレポートが公開
一般的なファンドでは月1回の運用レポート提出となっていますが、本ファンドは1週ごとに運用レポートが公開されています。
組入銘柄の詳しい紹介コメントや投資助言会社からのレポートも見れます。
積立は行えない
好成績の魅力あるファンドですが、投信積立に対応しておりません。
同じマザーファンドに投資を行っている「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」であれば積立可能ですので、こちらで積立を行うようにしましょう。
またNISA口座対応であることや、分配金も出されています。
市場別構成比率
銘柄名 | 比率 |
---|---|
東証1部 | 79.7% |
東証2部 | 5.8% |
ジャスダック | 8.8% |
東証マザーズ | 0.5% |
現金等 | 5.1% |
組入上位銘柄
銘柄名 | 比率 |
---|---|
ジョイフル本田 | 3.7% |
くらコーポレーション | 3.5% |
東京精密 | 3.4% |
ニチハ | 3.4% |
ラウンドワン | 3.3% |
ホシザキ | 3.3% |
ダイセキ | 3.2% |
日精エー・エス・ビー機械 | 3.2% |
ジェイエイシーリクルートメント | 2.9% |
ユーシン精機 | 2.9% |
業績が安定かつ財務健全性にも優れているバリュー株に投資を行っています。
割高になれば売却していくので、数年前の構成銘柄とはかなり異なっております。
運用成績・利回りは
期間別騰落率
期間 | ファンド | TOPIX(配当込) |
---|---|---|
1ヵ月 | -5.3% | – |
3ヵ月 | -4.4% | -4.7% |
6ヵ月 | +7.8% | -1.4% |
1年 | +38.0% | +15.9% |
3年 | +98.2% | +18.5% |
5年 | +312.8% | +64.5% |
設定来 | +356.2% | – |
年間別騰落率
年次 | ファンド | ひふみ投信 | TOPIX(配当込) |
---|---|---|---|
2017年 | +38.17% | +44.8% | +22.2% |
2016年 | +5.06% | +4.5% | +0.3% |
2015年 | +32.00% | +21.7% | +12.1% |
2014年 | +40.14% | +14.0% | +10.3% |
2013年 | +75.41% | +68.0% | +54.4% |
2012年 | +29.30% | +22.2% | +20.9% |
2011年 | +6.74% | -1.3% | -17% |
2010年 | +17.83% | +1.9% | +1% |
2009年 | +12.50% | +10.2% | +7.6% |
2008年 | -37.25% | +8.6% | -40.6% |
※2018年3月30日時点
本ファンドはベンチマークがありませんが、ライバルであるひふみ投信はTOPIXを参考指数としていますので、TOPIXとリターン比較してみました。
ここ10年はすべての期間でTOPIXを上回っており、ひふみ投信にもトータルで上回っているなど、好パフォーマンスが続いています。
国内株式が軒並み下落した2011年でプラスで終えるなど、リスク管理も徹底された運用方針が素晴らしいと言えます。
またここ数年のシャープ・レシオ(運用効率性)は、全ファンドの中で第一位となっています。
分配金は?
今まで分配金を出したことがありません。
今後も出さずに運用されると思われます。
個人投資家の評判は?
SBI証券のiDecoをオリジナルプランからセレクトプランに変更。
唯一のアクティブファンド、ジェイリバイブが3万5千円ほど赤字だが、トータルで10万ほど黒字なので我慢かな…
ジェイリバイブは持ち続ければ上がるかもしれないが、そもそも選択理由が上昇が続くだろうという期待感のみなので、手放す。
— はむぱん (@photo_hamupan) 2019年3月17日
まともなのは今んとこジェイリバイブとセゾン資産形成の達人くらい?(苦笑)
あ、インデックスの方はもっと積立ててる種類多いですよ。
つみたてNISAではアクティブ扱いにされたEXE-iグローバル中小型株式とかもね。— みずほ?????? (@asakaze2425) 2018年7月5日
ジェイリバイブは今月に入ってからは良さが出てきた。マザーズ、ジャスタックなど中小株が苦戦してる中、日経平均の方が良いのだが日経平均が下がってる日にも上昇し始めてる、2月~4月は厳しかったですが我慢して待った甲斐がありますね。今後に期待できそうですね(^o^)
— つみたて人G(冬眠中) (@UDmetAiWIVms8xF) 2018年5月16日
日本株アクティブも、それぞれ個性がまた全然違うので面白いですよね。並べて見比べるのは楽しい(笑)
ジェイリバイブはパフォーマンスもですけど、週次報告が出るのか見てて楽しいですね。
— らくからちゃ (@lacucaracha) 2018年2月17日
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブの評価
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブは、長い期間好調なパフォーマンスを出していることが評価できます。
信託報酬が高いことや積立が不可などの欠点もありますが、それをも凌駕する運用成績が魅力と言えます。
積立やNISAで買い付けたい場合は「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」を購入するようにしましょう。
今後も高いパフォーマンスが約束されてるわけではありませんが、今までの実績を見れば投資価値のあるアクティブファンドと言えるでしょう。
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販売会社 |
SBI証券 楽天証券 カブドットコム証券 マネックス証券 エイチ・エス証券 むさし証券 |
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