DIAM新興市場日本株ファンドは、国内のグロース株に投資している投資信託です。
長い間ハイパフォーマンスを出し続けている、優秀アクティブファンドになります。
DIAM新興市場日本株ファンドの詳細
投資対象 | 国内株式 |
---|---|
積立可能額 | 100円から |
ベンチマーク | なし |
購入手数料 | 無料~ |
信託報酬 | 年1.52%(税別) |
純資産総額 | 174億円 |
設定日 | 2007月11月29日 |
決算日 | 年1回(4/17) |
信託財産留保額 | 0.3% |
信託期間 | 2027年11月29日まで |
為替ヘッジ | あり |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
DIAM新興市場日本株ファンドの特徴
DIAM新興市場日本株ファンドですが、マザーズやジャスダックに上場している新興銘柄を中心に投資しています。
銘柄調査を行い、今後成長し続けるであろう企業に絞って大きなリターンを目指しています。
業績だけでなく、株価のバリエーションにも注目して銘柄の選定を行います。
また東証一部&二部の、有望中小型株にも投資を行う場合があります。
長期に渡って好パフォーマンスを残しており、ここ10年で一番利益を出したファンドに輝いています。
上場時にほぼ全ての経営者と直接面談を行うなど、地道な労力が実を結ぶ形となっています。
ただ残念ながら、現在は買付・積立ができない状況になっています。
資産が増加に伴う運用パフォーマンス低下を防ぐために募集を停止しました。
私も含めて投資したい人が多くいると思いますが、再度募集されることを期待して待ちましょう。
市場別構成比率
銘柄名 | 比率 |
---|---|
マザーズ | 58.4% |
ジャスダック | 2.57% |
その他市場 |
30.6% |
組入上位銘柄
銘柄名 | 比率 |
---|---|
スマレジ | 7.38% |
ラクスル | 5.95% |
ユーザベース | 5.14% |
メドレー | 4.84% |
セレス | 4.81% |
ライフネット生命保険 | 4.32% |
カオナビ | 4.27% |
セルソース | 4.26% |
大真空 | 4.10% |
クラウドワークス | 4.01% |
クラウド型POSレジを提供している「スマレジ」、印刷通販サイト運営の「ラクスル」等で構成されています。
コロナ禍で売上を伸ばした企業がずらりと並んでいますね。
現在は新興市場の成長株を中心に、114の銘柄に投資しています。
業種別では情報通信業が半分以上を占めており、業績好調なIT銘柄に集中して投資を行っています。
運用成績・利回り
期間別騰落率
期間 | ファンド | カテゴリ平均 (国内小型グロース) |
---|---|---|
1ヵ月 | -2.12% | +1.17% |
3ヵ月 | +4.09% | +8.98% |
6ヵ月 | +37.43% | +24.51% |
1年 | +81.28% | +24.17% |
3年(年率) | +20.19% | +2.98% |
5年(年率) | +27.86% | +13.61% |
10年(年率) | +31.86% | +16.40% |
設定来 | +2108.9% | – |
年間別騰落率
年次 | ファンド |
マザーズ指数 |
---|---|---|
2020年 | +80.63% | +33.3% |
2019年 | +19.42% | +10.5% |
2018年 | -10.85% | -34.1% |
2017年 | +50.63% | +30.7% |
2016年 | +16.79% | +6.3% |
※2021年1月31日時点
見ての通り、圧倒的な成績を残しています。
新興市場の指数と比較しても、高いパフォーマンスですね。
2018年のような下落相場時も、損失が小さいことがわかります。
小型株中心なのでリスクは大きいのですが、運用が上手くできている証拠ですね。
最大下落率は?
期間 | 下落率 |
---|---|
2008/5-2008/10 | -32.64% |
2007/12-2008/11 | -30.40% |
リーマンショック時に-30%超の下落を記録していますが、他のファンドはさらにマイナスになった時期ですので、下落を抑えていることがわかります。
一方最大上昇率は1年で150%超の時期があり、リスクに対するリターンが大きくなっています。
シャープレシオ
期間(年率) | ファンド | カテゴリ平均 |
---|---|---|
1年 | 2.10% | 0.80% |
3年 | 0.67% | 0.12% |
5年 | 1.04% | 0.66% |
10年 | 1.20% | 0.83% |
全ての期間でカテゴリ平均を超過しており、上手く運用できている証でもあります。
リスクリワードがかなり良く、優秀なファンドと言えるでしょう。
分配金は?
決算月 | ファンド |
---|---|
2020/04 | 2000円 |
2019/04 | 2000円 |
2018/04 | 2000円 |
毎年2000円の分配金を出しています。
一般的には、分配金を出さずに再投資した方が効率よく運用可能です。
実質コストはどれくらい?
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2020年 (2019/9/25~2020/9/23) |
1.811% |
信託報酬より割高になっています。
ただパフォーマンスは良いですので問題ない水準でしょう。
個人投資家の評判は?
国内株投信では「DIAM新興市場日本株ファンド」が上昇率80%超で首位。同投信は東証マザーズなど国内の新興市場に上場する銘柄を主な投資対象とする。10年という長期でも昨年末時点で1600%という驚異的な実績を残している点にも注目したい。コロナ禍といった有事を乗り切る能力が長期的なパフォーマンス pic.twitter.com/LNUHyq6Dyw
— dragon (@dragonlongshot) February 28, 2021
コロナの中でもグルース企業に投資して圧倒的なパフォーマンスを出し続けるDIAM新興市場日本株ファンドの半年間のポートフォリオの推移(単位は%)
半年間上位トップ10に入り続けているのは、スマレジ・カオナビ・ライフネット生命・ラクスル・ユーザベース・メドレー pic.twitter.com/S0JDWvXrCH— 廣川航 (@hirokawa_style) January 18, 2021
アセマネoneのグロース新興株特化型ファンド、月次レポートは毎月絶対チェックした方がいいな。タスクリストに加える!
・DIAM新興市場日本株ファンド
・企業成長小型株ファンド
・新光日本小型株ファンド
・MHAM新興成長株オープン
・厳選ジャパンとりあえずこの5種類で😄
— そらそうよ (@maroondialect) January 17, 2021
DIAM新興市場日本株ファンド、今一番持っているのが4431なんだよね。
今日発表した決算も特にサプライズのある内容ではないのに、バイサイドもセルサイドも機関がやたら推す理由って何なのか気になる…
SaaS売上比率が高まりつつある点が、機関には受け入れられやすいのかな?— そらそうよ (@maroondialect) December 11, 2020
DIAM新興市場日本株ファンドの評価
DIAM新興市場日本株ファンドですが、成長著しいIT関連銘柄に投資を行い好調な成績を残していることが評価されています。
しかも短期間だけでなく、長期で安定した運用を続けていることが素晴らしいです。
損小利大が上手くできており、投資する側にとっても安心して運用を任せられますね。
現在は募集停止で投資できませんが、再開された際は是非買い付けたいファンドと言えるでしょう。
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