楽ラップとは、楽天証券が提供している投資一任型のロボアドバイザーのことです。
ロボアドバイザーに運用を任せることで、自動で世界分散投資が可能になります。
楽ラップの詳細情報
楽ラップですが年0.990%以内(固定報酬型の場合)で利用できる低コストのファンドラップサービスになります。
一般的なファンドラップサービスの手数料コストは2%以上となっていますので、コストの違いがわかると思います。
すべてインターネット上で完結することで、大手証券会社が提供しているファンドラップサービスよりも割安のコストを実現しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
種類 | 投資一任型ロボアドバイザー |
投資対象 | 投資信託 |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | 固定報酬型:年0.990%以内 成功報酬併用型:年0.594%+運用益×5.40% |
積立可能額 | 1万円~ |
運用会社 | 楽天証券 |
楽ラップで101万円運用中。
やや安定型から、やや積極型に変えてみたところ、この動き。株に入れ替える兆候でしょうかね。楽ラップ自体の手数料は0.702%。高いですが他のラップよりは優秀。 pic.twitter.com/pXSU3Nw5mN
— AZUL (@AZUL3285) 2019年7月17日
簡単な質問に答えることで資産配分が決定される
楽ラップではアンケートに回答することで、その人にあったおすすめのポートフォリオが提案されます。
回答してみたところ「かなり積極型-TVTなし(運用コース番号:1000500) 」と呼ばれる運用コース(毎月1万円積立設定)に決定しました。
一番積極的な運用プランとなり、投資割合は国内株式と外国株式で80%以上を占めます。
この運用コースで投資した場合の20年後の損益は、元本250万円に対して平均的な市場環境の場合477万円、好調な市場の場合は1184万円まで膨れ上がることになっています。
運用コースはリスクに応じて9つあり、本記事の下部にて直近パフォーマンス等を記載しておりますのでご参考になればと思います。
楽ラップの診断を受けてみました。
心理テストみたいな感じで進みましたが、案外当たってて面白かったです。
資産配分の検討の1つとしている利用してみても良いかと思います。
8資産均等型と株式の比率が近くて面白かったです。#楽ラップ #資産配分 #資産運用 pic.twitter.com/uW1dqkB4vK— リンゴ (@applebeer173) 2018年7月4日
ロボアドの診断っていろいろな項目に答えさせられるけど、どこも同じような質問ばかり。どの値動きに魅力を感じるかとか、下がったらどうするかなんて自己申告で答えさせたところでどうにもならんでしょ。だから下落で解約が相次ぐんじゃないかな。余談だけど楽ラップの診断は結構好き。
— じぇなん (@jenaway_h) 2018年2月9日
手数料体系は二つある
楽ラップの手数料コースですが、「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の二種類から選択することができます。
「固定報酬型」は投資顧問料(年0.162%)+運用管理手数料(年0.540%)+ファンド費用となっています。
「成功報酬併用型」は運用成果に応じて手数料が決まる仕組みであり、
投資顧問料(年0.162%)+運用管理手数料(年0.540%)+ファンド費用に成功報酬(運用益積上げ額5.4%)が発生します。
「固定報酬型」だと最大でも年0.990%以内に抑えられますので、基本的にはこちらを選択すると良いでしょう。
ウェルスナビ、手遅れよりも楽ラップの方が手数料安いですね。乗り換えようかなぁ。
— わんわん#有給消化中 (@awhitecryptodog) 2018年11月2日
本日の楽ラップは投資来損益+1.434です。3/10に申し込んでるので、2ヶ月ちょいです。
ちなみに楽ラップは手数料が2パターンありますが、ざくっと2%以上利益出るの見込むなら固定、それ以下なら成功報酬型が分岐点です。
#楽ラップ— つばき (@xxx_Tsubaki_xxx) 2017年5月24日

楽ラップの特徴・メリット
1万円から運用可能
運用開始できる金額は1万円からと、比較的少額の資金からはじめられます。
大手証券会社のラップサービスは300万円からと高額になっていますので、それに比べて安い金額で開始できることが魅力になります。
2019年の4月ごろからお試しで始めたロボアド投資の楽ラップ成果です。
初期投資10万+2.5万/月で完全にほったらかしてましたが、Jリートの好調と株高の恩恵もあり10カ月で投資利回り7%超えてました。#楽ラップ #ロボアド pic.twitter.com/9RVoZpoRQs— 700 (@inv7m) 2020年1月23日
はー、そろそろウェルスナビか楽ラップどっちか始めようかなあ。
初期投資10万円とかヤベエと思ってあと5年後くらいに始めようとしてたけど、よくよく考えて10万円程度なら別に全然ヤバくない。今すぐ始められる💰
— ねこちゃん (@_ganbaru_zoi_) 2018年10月18日
自動積立もできる
楽ラップですが以前までは自動積立が行えませんでしたが、2017年11月12日から自動積立サービスが開始されました。
現在の利用ユーザーの約3割は積立サービス開始後に申し込んでおり、自動積立機能を待ち望んでいたことがわかります。
積立金額は毎月1万円以上1円単位で設定できます。
積立指定日は10日もしくは25日で決めることが可能です。
注意点は、自動積立サービスのみの申込みが不可となっていることです。
楽ラップ利用者の平均積立金額は3万円程度となっています。
久しぶりに…本日までの楽ラップ、投資来損益は+10.88064%
下手に自分で売買せずに入れときゃ良かった問題(*'д'*)
確定拠出年金も運用利回り11.98だし、おバカな自分には決めた分放置、決めた分積立が合ってたかな。
#楽ラップ— つばき (@xxx_Tsubaki_xxx) 2018年10月5日
楽ラップ、積立で買い付けていくとちょっとしたリバランスは買付する商品の比率で調整してくれるっぽいな。普通にリバランスするときは一部商品を解約するので、(含み益が出ていれば)そこで課税されるから損する
— 魔法少女JS新戸@ヮ≦)ノω (@Doctor_NEET) 2018年1月30日
下落ショック軽減機能がある
楽ラップには下落ショック軽減機能(TVT機能)が用意されており、市場の価格変動リスクに対応できる機能となっています。
具体的には株式市場の急激な下落が発生した場合、株式における投資割合を少なくして損失を抑えることが可能です。
株式の代わりに、安定した値動きである債券への投資割合を増やします。
相場が落ち着いたら元の資産配分に戻して、通常の投資方針で運用を行っていきます。
デメリットとしては、下落ショック軽減機能でリスクに対応した後に相場が回復して急上昇した場合は、対応が間に合わず上昇分のリターンを取り損なう可能性があることです。
リスクを許容して積極的に運用していきたい方はこの機能を利用せず、逆にリスクを抑えて運用していきたい方は下落ショック軽減機能を活用しましょう。
楽天証券の楽ラップ初めてみた。流行りのロボ運用。
リスク許容度5(max)tvtありで10万+積立2万で。
購入者の感覚としては投資信託とあまり変わらない感じ。
失敗しても矛先向けるところないあたりがなんか好き。— NBAオタク技術系イクメン公務員 perbel40歳リタイアしたい (@perbel_perbel) 2018年9月9日
昨年の9月頃から
・WealthNavi
・THEO
・楽ラップ
・MSV LIFEに預け入れてましたが、
今回の下落で他はマイナスに転じる中、
楽ラップだけプラスを維持しています。
他の3社の設定には無い『下落ショック軽減機能』のおかげ?
でも上昇分もしっかり回収できている模様。優秀!
— arayutan@仮想通貨、株、ウイクラ (@hidennoaji) 2018年2月16日
投資対象は厳選された低コストインデックスファンド
投資対象の投資信託は、低い信託報酬が魅力の低コストインデックスファンドに限定されています。
ETF銘柄名 | 資産クラス | 信託報酬 |
---|---|---|
たわらノーロード 日経225 <ラップ向け> |
国内株式 | 年0.1890% |
ステート・ストリート日本株式 インデックス・オープン |
国内株式 | 年0.1836% |
たわらノーロード 先進国株式 <ラップ向け> |
先進国株式 | 年0.2214% |
ステート・ストリート先進国株式 インデックス・オープン |
先進国株式 | 年0.2160% |
ステート・ストリート先進国株式 インデックス・オープン (為替ヘッジあり) |
先進国株式 (為替ヘッジあり) |
年0.2376% |
たわらノーロード 新興国株式 <ラップ向け> |
新興国株式 | 年0.3780% |
ステート・ストリート新興国株式 インデックス・オープン |
新興国株式 | 年0.3132% |
たわらノーロード 国内債券 <ラップ向け> |
国内債券 | 年0.1458% |
ステート・ストリート日本債券 インデックス・オープン |
国内債券 | 年0.1404% |
たわらノーロード 先進国債券 <ラップ向け> |
先進国債券 | 年0.1890% |
ステート・ストリート先進国債券 インデックス・オープン |
先進国債券 | 年0.1836% |
ステート・ストリート米国社債 インデックス・オープン |
先進国債券 | 年0.2916% |
ステート・ストリート先進国債券 インデックス・オープン (為替ヘッジあり) |
先進国債券 (為替ヘッジあり) |
年0.2160% |
ステート・ストリート米国社債 インデックス・オープン (為替ヘッジあり) |
先進国債券 (為替ヘッジあり) |
年0.3132% |
ステート・ストリート新興国債券 インデックス・オープン |
新興国債券 | 年0.1296% |
たわらノーロード 国内リート <ラップ向け> |
国内リート | 年0.2754% |
たわらノーロード 先進国リート <ラップ向け> |
先進国リート | 年0.3240% |
たわらノーロードシリーズとステート・ストリートのファンドで構成されています。
すべて各資産クラスで最安水準コストのファンドとなっています。
先進国リートでは、総じてコスト要因以外の乖離が多い傾向にありますが、その中でも、実質コスト最安値のたわらノーロードが比較的優秀かな。
信託報酬最安値のSmart-iは実質コストが高すぎます。— しんたろう (@shintaro_money) 2019年4月19日
本屋さんで「3000円投資生活」買った😋
楽天ポイントで どの株買おうか迷ってたけど
筆者が特におすすめ!と言ってる「たわらノーロード」シリーズ買っちゃった👍
460ポイントしか無かったから寂しいけど😅
ポイントのみで どこまでやれるかな?— @ (@wwwln_nlwww) 2018年2月21日
自動的にリバランスが行われる
楽ラップでは毎日資産状況をチェックして、基本資産配分のズレがある場合、自動的にリバランス(資産配分の調整)を行います。
常に基本となるポートフォリオで資産運用が可能となり、最初に決めたリスク許容度を維持することが可能になります。
楽ラップTVT発動したのかな。それともただのリバランスなのか。
新興国株式と債権、あと先進国株式と債権とリートを昨日売却した形跡があるな。ある程度の割合で、だけど。— ぼる (@animan1111) 2019年3月9日
私は最近流行りのAI投資(楽天証券の楽ラップ)を利用しています。
投資比率やリバランスなど,面倒な作業を自動で行ってくれます。
運用のスタイルにもよると思いますが,昨年度はなかなかな年利で回すことが出来ましたよ❣️— 高金利通貨lab(通称コラボ)たまにポンドル&ユーロも (@kokinri) 2018年5月14日
楽ラップ運用1ヶ月目。
月次処理っぽく各ファンドのリバランスを一斉実行。最小で9円とかで売却調整する細かさに少し感動。— 墓堀人 (@nrwUwux54UiGwqs) 2018年7月13日
楽ラップの運用実績
※2019/2/28時点での成績
運用コース:1000100(リスク重視)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 1.15% |
3か月 | 1.51% |
6か月 | 0.77% |
1年 | 1.33% |
年初来 | 3.48% |
設定来 | 7.48% |
日本を含む先進国債券に多く投資していて、慎重に運用を行いたい場合におすすめの運用コースです。
債券自体の値動きは小さいですが、株式が20%程度組み込まれており、株価上昇の恩恵を受けています。
運用コース:1000600(TVT機能あり)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 1.57% |
3か月 | 1.18% |
6か月 | -0.22% |
1年 | 0.42% |
年初来 | 4.71% |
設定来 | 12.31% |
日本を含む先進国債券に半分程度投資していますが、先進国株式等にも投資を行っています。
下落ショック軽減機能(TVT機能)があり、株式の急激な下落による損失をおさえることが可能。
運用コース:1000200(リスク重視)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 1.65% |
3か月 | 1.31% |
6か月 | -0.09% |
1年 | 0.55% |
年初来 | 4.85% |
設定来 | 13.28% |
日本を含む先進国債券に多く投資していますが、先進国や新興国株式等にも投資を行っています。
慎重に運用を行いたいけど利益も得たい方におすすめの運用コースです。
運用コース:1000700(TVT機能あり)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 1.99% |
3か月 | 0.86% |
6か月 | -1.17% |
1年 | -0.22% |
年初来 | 5.84% |
設定来 | 17.40% |
先進国株式に半分程度投資を行い、残りは債券や新興国株式またはリートなどにも投資を行っています。
バランスよく運用しながら、下落ショックによる損失も避けたい方におすすめの運用コースです。
運用コース:1000300(バランス)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 2.13% |
3か月 | 1.11% |
6か月 | -0.93% |
1年 | 0.03% |
年初来 | 6.10% |
設定来 | 19.49% |
資産の半分は日本を含む先進国株式に投資行い、残りの半分で新興国の株式や債券・リートに投資を行います。
バランスよく運用を行いたい方におすすめの運用コースです。
運用コース:1000800(TVT機能あり)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 2.46% |
3か月 | 0.52% |
6か月 | -2.09% |
1年 | -0.79% |
年初来 | 7.07% |
設定来 | 24.20% |
先進国株式を中心に投資を行い、残りは新興国株式またはリートなどにも投資を行っています。
積極的に運用しますが、株価の急落によるダメージをおさえたい方におすすめの運用コースです。
運用コース:1000400(リターン重視)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 2.66% |
3か月 | 0.91% |
6か月 | -1.71% |
1年 | -0.40% |
年初来 | 7.49% |
設定来 | 26.30% |
日本を含む先進国株式を中心に投資を行って、残りは新興国の株式や債券・国内外リートに投資を行います。
ある程度のリスクを見込んで、積極的に運用を行いたい方におすすめの運用コースです。
運用コース:1000900(TVT機能あり)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 2.90% |
3か月 | 0.13% |
6か月 | -3.06% |
1年 | -1.35% |
年初来 | 8.36% |
設定来 | 28.37% |
資産配分をほぼ先進国株式で構成して投資を行っています。
損失ダメージを低くしたいが、収益も大きく狙っていきたい方におすすめの運用コースです。
運用コース:1000500(積極的リターン重視)
期間 | 騰落率 |
---|---|
1カ月 | 3.18% |
3か月 | 0.69% |
6か月 | -2.52% |
1年 | -0.80% |
年初来 | 8.97% |
設定来 | 30.89% |
資産のほとんどを日本を含む先進国株式を中心に投資を行います。
収益性重視で運用を行いたい方におすすめの運用コースです。
楽ラップの口コミ
近年話題のロボ運用は手数料が1%と高く否定されがちだが、個人的には💩投資信託を買うよりも良いと思ってる。
投資に抵抗がある方への
一歩目の選択肢としては全然あり。何事もやってない人が
そのことを否定するのは良くない。だからこの毎月1万積立検証は続けます。#WealthNavi#楽ラップ https://t.co/L5Rqvqb9mL pic.twitter.com/iGkUGmieIk
— とーふ (@tofu_329) 2019年11月6日
今年の6月頃に楽天証券を開いて、楽ラップに20万くらい入れてみました。
3000円くらい増えてるから、定期預金より利率がよくて満足です。引き出さない分(生活費ⅹ6か月分以外)は今後も入れてく予定です。 pic.twitter.com/MPzyHKzWC1— もーてぃう@お得が好きな派遣OL (@mo161616) 2019年9月29日
投資状況メモ 2019/09/11時点
■楽ラップ
現在の評価額合計
377,377円評価損益額合計
+16,122円■投資信託
現在の評価額合計
23,297円評価損益額合計
+497円楽ラップ=2019/1/8開始、初期投資額200,000円、毎月投資額20,000円
投資信託=2018/10/28開始、ポイント随時投資のみ— PIPINARI (@PIPINARI2) 2019年9月11日
損益率を比較すると楽天の楽ラップがウェルスナビとTHEOを僅かに上回っている。他の二つより知名度低いだろうけど地味に侮れない?
— ニサ (@Nisanis_a) 2017年12月11日
投資信託と楽ラップ
楽ラップのほうが頑張ってますね
ロボアドバイザーは手数料が投資信託より高いかもしれませんが、全部丸投げで自分で投資信託選んでやるより効果高いならアリですね自分で全部やるのが不安、面倒、時間がないって人の悩みを全部やってくれる手数料としては安いくらいですね pic.twitter.com/H5iFb8Ljkm
— かずたく@貯金箱 (@salary_chokin) 2019年4月28日
では久し振りに…
本日の楽ラップ、投資来損益は約+7.17%
積立ではなく入れっぱなしです。1000700銀行の定期金利より良いものに預けたい!を叶えてくれています。
#楽ラップ— つばき (@xxx_Tsubaki_xxx) 2019年4月11日
最近ロボアドバイザーでは楽ラップのほうが運用実績が良いという声をよく聞くな〜。
ぼくは運用してまだ日が浅いのでなんとも言えませんが、楽ラップに付随する楽天証券が熱いのはよくわかりますwポイント投資とか楽天VTI、VWOなどの投資信託とか
— おこち@日本一のラガーマン投資家 (@noggylog) 2018年11月29日
楽ラップの評価まとめ
- 低コストで世界分散投資が可能
- 下落リスク軽減機能がある
- 1万円から積立が行える
- ほったらかしで運用を行いたい方
楽ラップですが、自動積み立てが行えるようになったことでますます利便性が高くなりました。
1万円からはじめられて、下落リスクに対応した機能があることも評価できます。
資産運用をする手間を省きたい方や、投資知識が少ない方にぴったりなサービスと言えます。
将来に向けての資産形成を楽ラップではじめてみてはいかがでしょうか。
楽ラップは、楽天証券の口座を開設をすることで利用できます。
