超絶低コストの先進国株式ファンド!SBI・先進国株式インデックス・ファンドの評価・解説

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(旧:EXE-iつみたて先進国株式ファンド)は、FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス(円換算)と連動する動きを目指した、先進国株式インデックスファンドになります。

SBIアセットマネジメントから、2018年1月12日に新規設定されました。
【追記】2019年12月18日より、信託報酬が年0.1095%⇒年0.0965%に引き下げされました。

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SBI・先進国株式インデックス・ファンドの詳細

ベンチマーク FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス(円換算)
購入手数料 無料
最低積立金額 100円~
設定日 2018年1月12日
信託報酬 年0.0965%(税別)
純資産が500億円以上の部分…0.0932%
純資産が1000億円以上の部分…0.0899%
純資産総額 15.9億円
決算日 年1回(11/12)
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
資産構成 投資信託証券…96.8%
現金等 …3.2%
運用会社 SBIアセットマネジメント

SBI・先進国株式インデックス・ファンドの特徴

SBI・先進国株式インデックス・ファンドは、日本を含む先進国株式を投資対象としているインデックスファンドの中で、最も安い信託報酬であることが特徴になります。
それまで最安ファンドだったeMAXIS Slim 先進国株式インデックスニッセイ外国株式インデックスファンド(年0.189%)を、大きく下回る保有コストになっています。

インデックス(指数)であるFTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスは、日本を含む先進国株式市場の小型株・中型株・大型株で構成されています。(約5,600銘柄)

2020年2月より逓減型信託報酬制を導入しています。
資産が増えるほど信託報酬が引き下げられるので、投資家にとってはありがたい制度と言えます。

2つのETFのみで運用

本ファンドは2つのETFのみで運用されています。
米国株式全体に投資している「シュワブ U.S.ブロード マーケットETF」と、米国を除く先進国株式全体に投資を行っている「SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF」の2つになります。

2つのETFを合わせた経費率は0.0319%です。
本ファンド自体の信託報酬も0.75%と、販売会社の取り分をほぼ限界まで低くしています。

国別構成比率

国名 比率
アメリカ 54.80%
日本 10.57%
イギリス 6.14%
フランス 3.58%
カナダ 3.52%
ドイツ 3.31%
スイス 3.12%
オーストラリア 2.56%
韓国 2.22%
オランダ 1.70%
その他 8.48%

経済大国である米国を筆頭に、日本・イギリス・カナダといった先進国に投資を行っています。

組入銘柄

銘柄 経費率 比率
シュワブ U.S.ブロード マーケットETF(SCHB) 0.03% 54.06%
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF(SPDW) 0.04% 42.76%

新鋭の超低コストシリーズであるシュワブETFとスパイダーのETFで構成されています。

ベンチマークの銘柄は?

銘柄 国・地域 比率
アップル アメリカ 1.89%
マイクロソフト アメリカ 1.52%
アルファベット アメリカ 1.31%
アマゾン アメリカ 1.31%
フェイスブック アメリカ 0.92%
バークシャー・ハサウェイ アメリカ 0.74%
JPモルガン・チェース アメリカ 0.73%
エクソンモービル アメリカ 0.69%
ジョンソン・エンド・ジョンソン アメリカ 0.64%
ロイヤル・ダッチ・シェル オランダ 0.61%

アップルやマイクロソフトといったアメリカの大企業が上位を占めております。

利回り・運用成績は?

期間別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
1ヵ月 +4.30% +3.95%
3ヵ月 +2.60% +2.31%
6ヵ月 +1.46% +1.50%
1年 +8.86% +9.83%
設定来 +2.67% +4.05%

年度別騰落率

期間 ファンド
(2017年以前はベンチマーク成績)
2018年 -13.16%
2017年 +8.6%
2016年 +8.6%
2015年 -0.4%
2014年 +4.8%
2013年 +27.3%
2012年 +17.0%
2011年 -5.9%
2010年 +14.1%
2009年 +32.7%
2008年 -40.7%

※2019年10月末時点

設定当初は指数と乖離が発生していましたが、直近はほぼ連動が取れています。

実質コストは?

決算年度
(対象期間)
実質コスト
2018年
(2018/1/12~2018/11/12)
0.299%

2018年11月に提出された運用報告書によると、0.299%の実質コストになっております。
ETFを通じて運用しているためか、コストがやや高くついております。

投資家の評判は?

SBI・先進国株式インデックス・ファンドの評価

SBI・先進国株式インデックス・ファンドですが、世界の経済を牽引する先進国株式市場に、最安で投資できるインデックスファンドであることが評価できます。

他の先進国株式インデックスファンドと比較しても、かなり経費率が抑えられたファンドになっています。

先進国株式を投資対象としているインデックスファンドの指数は「MSCI コクサイ(KOKUSAI)インデックス」が一般的になっていますが、本ファンドのベンチマークはあまり馴染みのない指数となっています。
しかし日本と韓国を含む先進国株式の小型株から大型株までカバーしており、MSCIコクサイよりも幅広く分散投資が行えることが魅力です。

ベンチマークが異なるので一概には比較できませんが、実質コストと今後のパフォーマンス次第では、先進国株式における最有力ファンドとなりえる存在と言えるでしょう。

SBI・先進国株式インデックス・ファンドを購入できる会社はこちら

現在のところ下記の会社で取り扱いが決定しています。
他の証券会社での取り扱いは未定ですが、販売会社が拡大されれば注目されること間違いないでしょう。

販売会社 SBI証券
楽天証券
岡三オンライン証券
松井証券
カブドットコム証券
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