超低コストで世界株式市場に投資可能!SBI・全世界株式インデックス・ファンドの評価・解説

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(旧:EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド)は、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)と連動した動きを目指している、全世界株式インデックスファンドになります。

SBIアセットマネジメントから、2017年12月6日に新規設定されました。
【追記】2019年9月26日に運用管理費用の引き下げが実施され、年0.104%に変更されました。

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SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)の詳細

ベンチマーク FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)
購入手数料 無料
つみたてNISA 〇:対象ファンド
最低積立金額 100円~
設定日 2017年12月6日
信託報酬 年0.104%(税別)
純資産総額 38億円
決算日 年1回(11/12)
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
資産構成 投資信託証券…98.9%
現金等…1.1%
運用会社 SBIアセットマネジメント

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)の特徴

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)は、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)をベンチマークとしているインデックスファンドの中で、最も安い信託報酬であることが特徴です。
それまで最安だった楽天・全世界株式インデックス・ファンド(年0.22%)を、大幅に下回る保有コストになっています。

インデックスであるFTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)は、世界株式市場の小型株・中型株・大型株まで幅広くカバーしています。(約47ヵ国・約7,400銘柄)

3つETFで運用

本ファンドは3つの低コストETFを通じて運用されています。
米国株式は「シュワブU.S. ブロード マーケット ETF(SCHB)」、先進国株式は「SPDR ポートフォリオ・ワールド(除く米国)ETF(SPDW)」、新興国株式は「SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF(SPEM)」で構成されています。

3ファンドの経費率を合わせても0.039%と超低コストです。
本ファンド自体の信託報酬も0.1%と、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと比べて低く抑えられています。

国別構成比率

国名 銘柄数 比率
アメリカ 1889 51.95%
日本 1309 8.14%
イギリス 326 6.06%
カナダ 214 3.25%
フランス 142 3.19%
ドイツ 150 3.12%
スイス 108 2.64%
中国 457 2.60%
オーストラリア 247 2.31%
韓国 397 1.70%

上記はベンチマークである「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」の構成比率を記載しております。
アメリカや日本をはじめとした先進国、中国・韓国といった新興国も上位に名を連ねています。

組入銘柄

銘柄 経費率 比率
シュワブU.S. ブロード マーケット ETF(SCHB) 0.03% 50%
SPDR ポートフォリオ・ワールド(除く米国)ETF(SPDW) 0.04% 40%
SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF(SPEM) 0.11% 10%

超低コストETFで名が知られているSPDR(スパイダー)ETFと、新興勢力のシュワブETFで構成されています。
どれも経費率が超低コストで、国内では考えられない数字です。

ETFの組入上位銘柄は?

銘柄 国・地域 比率
アップル アメリカ 1.80%
マイクロソフト アメリカ 1.52%
アマゾン・ドット・コム アメリカ 1.43%
アルファベット アメリカ 1.27%
バークシャー・ハサウェイ アメリカ 0.72%
フェイスブック アメリカ 0.69%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー アメリカ 0.66%
ジョンソン&ジョンソン アメリカ 0.65%
エクソンモービル アメリカ 0.63%
ロイヤル・ダッチ・シェル オランダ 0.54%

ほぼおなじみの顔ぶれですが、オランダに本社を置く世界2位の石油エネルギー企業「ロイヤル・ダッチ・シェル」にも多く投資をしています。

また上位10銘柄を合わせても10%以下の比率であり、分散性の高いファンドであることが特徴です。

利回り・運用成績は?

期間別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
1ヵ月 3.41% 3.79%
3ヵ月 0.04% 0.44%
6ヵ月 0.41% 1.16%
1年 -5.17% -4.34%
設定来 1.08% 2.88%

年度別騰落率

期間 ファンド
2018年 -12.59%

※2019年9月30日時点

ベンチマークとしている「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」との比較です。
序盤は乖離が発生してつまづいておりますが、徐々にその差は埋まってきております。

分配金は?

まだ決算を迎えておりませんので、後日追記します。

iDeCo(イデコ)取り扱いは?

取り扱い金融機関 競合ファンド
SBI証券
(セレクトプラン)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
ニッセイ外国株式インデックスファンド
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

iDeCoはSBI証券で取り扱いがあります。
セレクトプランでは他にも有力ファンドが多数ありますので、自分に合った投資信託を選択するようにしましょう。

個人投資家の評判は?

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)の評価

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)ですが、小型株も含めた世界株式市場に、最安で投資可能なインデックスファンドであることが評価できます。

同じインデックスである楽天・全世界株式インデックス・ファンドよりもコストが抑えられていることが特徴です。
ただ運用しているETFの数や種類が異なりますので、乖離が大きくならないか今後の運用パフォーマンスには目を向けた方が良いでしょう。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)を購入できる会社はこちら

現在のところ下記ネット証券のみで取り扱いが決定しています。
他のネット証券での取り扱いは未定ですが、もし販売拡大されれば注目ファンドになること間違いないでしょう。

販売会社 SBI証券
楽天証券
松井証券
カブドットコム証券
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インデックスファンド投資信託
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