iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)は、MSCIコクサイ指数(円ベース・為替ヘッジあり)と連動させることを目指している、先進国株式インデックスファンドになります。
iFreeインデックスシリーズに新たに追加されたファンドとして、2017年8月31日に設定されました。
現在のところ、為替ヘッジつきの先進国株式インデックスファンドとしては、最安コストで運用できることが特徴です。
【追記】
2017年10月2日をもって、現信託報酬の年0.210%から年0.19%に引き下げが行われました。
この信託報酬の変更で、一躍最安ファンドに躍り出ています。
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)の詳細
ベンチマーク | MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース・為替ヘッジあり) |
---|---|
購入手数料 | 無料 |
設定日 | 2017年8月31日 |
信託報酬 | 年0.19%(税別) |
純資産総額 | 5.57億円 |
決算日 | 年1回(9/7) |
信託財産留保額 | 無料 |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | あり |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | 大和証券投資信託 |
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)の特徴
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)は、MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース・為替ヘッジあり)を投資対象としているインデックスファンドの中では、年0.19%と最も安い信託報酬であることが評価できます。
今までは「たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>」(信託報酬:年0.225%)が、最安の為替ヘッジ付きファンドでしたが、本ファンドはそれを更新して最安ファンドの座につくことになりました。
ちなみに信託報酬は、為替ヘッジなしである「iFree 外国株式インデックス」と同一となっています。
「たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>」の純資産は、緩やかながら順調に伸びておりますので、為替ヘッジありファンドの需要は今も健在と言えます。
為替変動のリスクを取りたくない方や、今後日本円が円高に進むと予想している方には、最適なファンドになると思われます。
組入銘柄
銘柄 | 比率 |
---|---|
APPLE INC | +2.4% |
MICROSOFT CORP | +2.3% |
AMAZON.COM INC | +2.0% |
S&P500 EMINI FUT 201906 | +1.5% |
FACEBOOK INC-CLASS A | +1.1% |
アップルやマイクロソフトなど、世界を代表する企業が上位を占めています。
利回り・運用成績は?
期間 | ファンド | MSCIコクサイ |
---|---|---|
1ヵ月 | +0.8% | +0.6% |
3ヵ月 | +13.2% | +12.6% |
6ヵ月 | -2.9% | -3.7% |
1年 | +5.4% | +3.4% |
設定来 | +11.3% | +8.1% |
期間 | ファンド |
---|---|
2018年 | +0.76% |
2017年 | +1.71% |
ファンドの成績は配当込となっていますので、配当が含まれていないベンチマークよりも成績が上回っています。
分配金は?
決算をむかえておりませんので、現在のところ分配金が出されるかは不明です。
競合ファンドとの比較・他のおすすめファンドは?
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)の評価
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)ですが、MSCIコクサイ指数に為替ヘッジありで投資している最安のインデックスファンドとなります。
先進国株式に為替リスクをある程度抑えて投資したい場合は、最有力候補の一つとなるでしょう。
ただ「たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>」とそこまで信託報酬の差がありませんので、今後判明する実質コストを見極めたうえで投資するのもありかと思われます。
さらにマザーファンドの規模では、たわらノーロードの方が大きく上回っています。
いずれにしても、投資家にとって選択肢が一つでも増えたことはありがたく、今後の運用にも期待したいですね。
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