日本除く全世界株式ファンドでは最安!野村つみたて外国株投信の評価・解説

野村つみたて外国株投信は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)と連動する動きを目指す外国株式インデックスファンドです。

2017年10月2日より「つみたてNISA」にも対応する商品として、野村アセットマネジメントから設定されています。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」で第4位に入賞しています。

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野村つみたて外国株投信の詳細

投資対象 日本を除く全世界株式
ベンチマーク MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)
購入手数料 無料
つみたてNISA 〇:対象ファンド
最低積立額 100円から
設定日 2017年10月2日
信託報酬 年0.19%(税別)
純資産総額 72.7億円
決算日 年1回(5/12)
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
資産配分 先進国株式・・・87.2%
新興国株式・・・12.8%
現金・その他・・・0.0%
全組入銘柄数・・・2,215銘柄
運用会社 野村アセットマネジメント

野村つみたて外国株投信の特徴

野村つみたて外国株投信は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)をベンチマークとするインデックスファンドの中で、最安の信託報酬であることが特徴です。

同しベンチマークの低コストファンドである三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(年0.25%)や、ETFの「上場インデックスファンド 世界株式(MSCI ACWI)除く日本」(年0.30%)を下回るコストで登場しました。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)は、日本を除く先進国(22か国)と新興国(23か国)の株式(大型株・中型株)を投資対象としています。
このファンド一つで日本を除く全世界株式に、低コストで分散投資が行えることが魅力的と言えます。

国・地域別配分

国・地域名 比率
アメリカ 54.7%
イギリス 6.1%
フランス 3.6%
ドイツ 3.6%
カナダ 3.5%
その他の国・地域 28.4%

組入業種

国・地域名 比率
銀行 10.4%
石油・ガス・消耗燃料 6.1%
医薬品 4.9%
インターネットソフトウェア・サービス 4.3%
保険 4.1%
その他の業種 68.8%

組入銘柄

銘柄 比率
アップル 2.1%
マイクロソフト 1.5%
アマゾン 1.1%
フェイスブック 1.0%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 0.9%
JPモルガン・チェース 0.9%
エクソンモービル 0.8%
アルファベット C 0.75%
アルファベット A 0.7%
バンク・オブ・アメリカ 0.7%

アップル・マイクロソフトをはじめとした、世界を代表する有名企業が上位を占めております。
上位10銘柄でも全体の10.6%と、幅広い銘柄に投資を行っていることがわかります。

運用成績・利回りは

期間別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
1か月 0.4% 0.5%
3か月 13.1% 13.4%
6か月 -4.8% -4.6%
1年 7.3% 8.0%
設定来 5.5% 6.3%

年間別騰落率

年次 ファンド
2018年 -11.91%

※2019/3月末時点

運用から1年が経ちましたが、配当込指数とほぼ同じパフォーマンスとなっています。

個人投資家の評判は?

野村つみたて外国株投信の評価

野村つみたて外国株投信ですが、全世界株式(日本除く)に最安コストで分散投資を行えることが評価できます。
それまで最安だった三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドを、大きく下回る保有コストになっています。
巨大なマザーファンドを持つ野村プランドが、低コストファンド競争に参戦したことで今後も同様ファンドの新設が期待できます。

ちなみに日本を含む全世界株式に投資したい場合は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(年0.22%)が最有力ファンドになるでしょう。

本ファンドは、日本株式を投資対象としない場合に一番手となる全世界株式ファンドとなり、実質コストも含めて今後の運用パフォーマンスに注目したいですね。

野村つみたて外国株投信を購入できる会社はこちら

現在のところ野村證券をはじめ、下記の会社などで取扱いがあります。
今後増えていくかは不明ですが、ほかのネット証券でも取り扱いが行われることに期待したいですね。

購入可能な主な会社は、SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券新生銀行、野村證券、みずほ証券となります。

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