SBI版VYMの登場!SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの評価と解説

SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドは、アメリカ株式に連動する動きを目指すインデックスファンドになります。
新設されたSBI・Vシリーズの一つとして、2021年6月29日に設定されています。

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SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの詳細

投資対象 米国株式
ベンチマーク FTSEハイディビデンド・イール ド・インデックス(円換算ベース)
つみたてNISA 対象
購入手数料 無料
最低積立金額 100円~
信託報酬 年0.1238%
純資産総額 38億円
設定日 2021年6月29日
決算日 年1回(7/11)
信託財産留保額 無料
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
運用会社 SBIアセットマネジメント

SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの特徴

SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドですが、米国高配当株式を投資対象とするファンドの中で最も低い信託報酬であることが特徴です。
競合ファンドの楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(年0.175%)を大きく下回るコストに驚きですね。

本ファンドはバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)を通じて、全米株に投資しています。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドと同様、VYMを買うだけファンドとなっています。

ベンチマークのFTSEハイディビデンド・イール ド・インデックスは、米国株式市場に上場するリート除いた高配当銘柄で構成されています。
配当利回りは2.9%程度、年1回リバランスが行われます。

組入業種

業種 比率
金融 22.60%
生活必需品 12.80%
ヘルスケア 12.50%
資本財 10.30%
一般消費財 8.40%
情報技術 7.70%
公共事業 7.70%
通信サービス 7.20%
エネルギー 7.10%
素材 4.40%

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドと比較してIT企業の比率が低く、金融株が高いことがわかります。

組入銘柄

銘柄
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

ETFの組入銘柄は?

銘柄
JPモルガン・チェース
ジョンソン・エンド・ジョンソン
ホーム・デポ
プロクター・アンド・ギャンブル
バンク・オブ・アメリカ
コムキャスト
エクソンモービル
インテル
ベライゾン・コミュニケーションズ
シスコシステムズ

S&P500でも組み入れられているJPモルガンやジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめ、エクソンモービルやベライゾンといった高配当銘柄に多く投資しています。

運用成績・利回りは

期間別騰落率

年次 VYM
(高配当)
VOO
(S&P500)
1年 +37.10% +40.12%
3年(年率) +11.67% +17.96%
5年(年率) +11.44% +17.13%
10年(年率) +12.28% +14.35%

※2021年6月末時点

年度別騰落率

年次 VYM
(高配当)
VOO
(S&P500)
2020年 +1.21% +18.40%
2019年 +24.18% +31.47%
2018年 -5.94% -4.47%
2017年 +16.45% +21.74%
2016年 +16.89% +12.04%
2015年 +0.31% +1.32%

ここ10年はVOOに劣るパフォーマンスが続いています。

個人投資家の評判は?

SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの評価

SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドは、最もコストが低い米国高配当株式インデックスファンドであることが評価されています。
高配当かつ連続増配銘柄に投資したい場合は最適と言えます。

ただパフォーマンス自体は全米株式(VTI)に負けているということも事実であり、トータルリターンを追求する場合は無難にSBI・V・全米株式インデックス・ファンドを買った方が良いかと思います。
もしくは両方組み合わせて分散投資するのもアリだと思いますので、自身の投資方針に合わせて検討してみましょう。

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