マメタスとは、WealthNavi(ウェルスナビ)が提供しているおつり積立投資アプリとなります。
2017年5月にスタートしたおつり投資サービスです。
本日はそのおつり投資アプリである「マメタス」を、余すことなく解説していきます。
マメタスの詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
投資対象 | 海外ETF(米国株、日欧株、新興国株、米国債券、REIT(不動産)、ゴールド、物価連動債) |
最低投資金額 | 30万円 |
サービス利用料 | 無料 |
信託報酬 | 年率1.0% 預り資産が3,000万円以上⇒年率0.5% |
取引手数料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 |
運用会社 | ウェルスナビ株式会社 |
マメタスの仕組みは、クレジットカードでのお買い物によるおつりで投資していくサービスとなっています。
毎月1度、おつりが貯まっている口座から自動的に引き出して、投資を行っていきます。
運用方針などはWealthNavi(ウェルスナビ)と同じです。
マメタスは現在のところ、「WealthNavi」、「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」に口座開設している方のみ、利用可能となっています。
そして家計簿アプリ「Moneytree」にアカウント登録することで、おつり投資が開始できます。
マメタスのメリット・特徴
少額(おつり)で積立が行える
マメタスは、普段の買い物で発生するおつりをもとに運用を行っていきます。
おつりという小額資金で、米国のETFに投資できることがメリットになります。
自分で海外ETFに投資するとなると、数万円とそれなりの資金が必要となりますので、少額で海外ETFに投資が行えることは優位性が高いと言えます。
#光邦貯金 の金額をそのままマメタスに投資するようにしています✌
50円のときは100円に切り上げです#ちょうどいいラジオ pic.twitter.com/gzhNsA5JFy— 瀬 (@RAI_yade) 2020年1月12日
自動で世界分散投資が行える
マメタスの運用はWealthNavi(ウェルスナビ)のロボアドバイザーが行いますので、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」をはじめとした米国ETFで世界分散投資が可能となります。
世界を代表する企業を含めた約50か国11,000社以上に、日々の支払いによるおつりで投資できることが魅力的でしょう。
とりあえず、経験って思って。
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
買ってみました。
初心者なんで、投信でいいのかなと思いつつ、コストのかからないETF。
トライアンドエラーかな。— tanpopopopopo (@tanpopopopopo3) 2020年4月3日
おつりは利用する人に合わせた設定が可能
口座に貯めるおつり金額ですが、利用するユーザーに合わせた設定が可能です。
100円・500円・1,000円単位で設定でき、例として100円単位で設定⇒330円の商品を購入した場合は、70円のおつりが運用に回されます。
1,000円単位で設定し1,800円の商品を購入した場合は、200円のおつりが投資資金となります。
おつり単位 | 最小おつり金額 | 最大おつり金額 |
---|---|---|
100円 | 1円 | 99円 |
500円 | 1円 | 499円 |
1,000円 | 1円 | 999円 |
上記の表は、1回の買い物におけるおつり金額一覧です。
1円から運用に回せる、究極の少額投資サービスと言えますね。
、「マメタス」のおつりが確定すると、お知らせのところにぶたの
以前呟いたwealthnaviのマメタス積立、クレカで買い物したお釣り?を月1万以上になったら積立に回すらしい。1万円以上行かなかったら次の月に繰越。90円とか20円とかちまちま積み立ててる。面白い pic.twitter.com/VLIQs4jdko
— ユーシン@リップラ (@phantom_smf) 2018年2月9日
複数のクレジットカードが登録できる
おつりを回すことができるカードは複数枚登録することが可能ですので、ショップによって使い分けをしている方も、すべてのおつりを投資資金に回すことができます。
ウェルスナビに続いて、おつり投資のマメタスを始めてみました。それが…何と言うか楽しい…と、感じてしまう私の感覚はおかしいのだろうか? 夢中になって色んな物と連携させてしまった。もう買い物はデビットカードとau WALLETなどをどんどん使って現金で買うのは控えようかな…。
— 平野拓実 (@toranomon0720) 2019年2月7日
いつでも解約・出金できる
マメタスでの運用はいつでも止めることができ、出金も申請から数日後に可能となっております。
すべてアプリ上で簡単に行えますので、面倒な手続きも要りません。
もちろん出金にかかる手数料は発生せずに、無料で行えます。
マメタスのデメリット・欠点
利用できるユーザーが限られている
マメタスを利用できるのは、現在のところ「WealthNavi」 もしくは「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」に口座開設している人のみですので、「WealthNavi for SBI証券」と「WealthNavi for ANA」に口座開設しているユーザーは利用が行えません。
ただ「WealthNavi for SBI証券」は順次対応予定となっておりますので、できるだけ早期の対応に期待しましょう。
積立金額を自分で決められない
マメタスの積立投資は、クレジットカード購入でのおつりが自動的に運用される仕組みとなっていますので、利用ユーザーが自身が積立金額を決めることはできません。
そのため、想定していたよりも多くの金額を積み立ててしまう可能性があります。
おつり投資、100円で支払った場合のおつりで金額設定してるんだけど、それでも月1万円くらい投資に回る #マメタス
— 子雀 (@investganba) 2019年6月15日
利用するのに30万円の入金が必要
マメタスでのおつり積立を開始するには、まず口座に30万円を入金する必要があります。
「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」で自動積立を行っているユーザーのみ利用できますで、既に30万円を入金してWealthNaviを始めている方でないと利用できません。
今後は数千円から利用できるようになるとのことですが、現段階で少額とは言えない資金を預け入れする必要があることはデメリットになります。
マメタスとかトラノコっていうおつりで資産運用する方法もあるのか…知らなかったな…でも今はまだ資産運用できるほどお金ない人はそこまで稼げる感じではないようなのでもう少し待とうかな
— ふぉーちゃん (@kumahamusiiku) 2018年4月30日

マメタスの口コミ
ウェルスナビとマメタスのダブルコンボと、保険で貯蓄している。でも結婚できないから、中古マンション買って猫を買おうか検討中
— とある採用人事 (@saiyoganba) 2019年8月26日
開始してから7ヶ月経過。毎月1万円積立設定+マメタスで月2万円弱のおつり積立。下げトレンドの中でよくこんなもんで済んでるなととても感心。自分ならもっと損してる。#WealthNavi #マメタス pic.twitter.com/3dtAlZjRWH
— Medeai14 (@medeai14) 2018年6月30日
マメタスってアプリをはじめてみた。
マネーツリーと連携してお釣りで資産運用ができるらしい。
とりあえずウェルスナビの口座開設手続きした。ワクワク。— ありんこ (@arisamo) 2018年6月9日
今後も #500円玉貯金 やりつつ、 #マメタス もやる。知らないうちに貯まる感じが快感。特に私は細かい勘定しないので向いてるのかも。
— しもーぬ (@sshimo) 2017年12月9日
おつり投資とかいうのがおもしろそうだけど、マメタスとトラノコってのがあるのね。
— 富士田 (@multi_tat) 2017年6月22日
マメタスの評価まとめ
- おつりで国債分散投資が可能
- 運用はロボアドバイザーが自動で行ってくれる
- ユーザーに合ったおつり資金を作ることができる
- 30万円の入金が必要
マメタスは普段のお買い物によるおつりで、世界各国に分散投資が行える点が評価できます。
さらにロボアドバイザーが自動で運用を行ってくれますので、投資の知識も要らず手間もかけずに運用することが可能です。
ただしマメタスを利用するには、対象の口座ですでに運用を始めている方のみと、マメタス単体で利用できないことが今後の課題と言えそうです。
ただアプリはAndroid版にも対応するなど、利用しやすい環境になってきています。今後の対応にも期待したいですね。
