日本を含む初の全世界インデックスファンドが登場!全世界株式インデックス・ファンドの評価・解説

全世界株式インデックス・ファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)と連動した動きを目指している、全世界株式インデックスファンドになります。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズから、2017年9月8日に設定されました。
本ファンド一つで、日本を含む全世界に投資が行えることが可能になります。

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全世界株式インデックス・ファンドの詳細

ベンチマーク MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)
購入手数料 上限2.0%
最低積立金額 100円から
設定日 2017年9月8日
信託報酬 年0.48%(税別)
純資産総額 10.38億円
決算日 年1回(11/30)
信託財産留保額 0.3%
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
運用会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ

全世界株式インデックス・ファンドの特徴

全世界株式インデックス・ファンドは、日本を含むMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)をベンチマークとしている、唯一のインデックスファンドであることが特徴です。

ベンチマークであるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは、日本を含めた先進国(23か国)、新興国(24か国)を投資対象としています。
現在まで登場している全世界インデックスファンドは三井住友・DC全海外株式インデックスファンドなどがありますが、日本を除く全世界ファンドでございました。

本ファンドが登場したことで、真の全世界分散投資が行えることになります。
ただ信託報酬がやや高めであることが少し残念ではあります。

しかしこれ一つで、全世界株式に分散投資が行えることは魅力的になりますので、国際的な分散投資を行いたい方にとって最有力のファンドとなるでしょう。

日本株式ベンチマークはMSCIジャパン・インデックス

日本株式マザーファンドのベンチマークは「MSCIジャパン・インデックス」であり、一般的な「TOPIX」などとは異なります。
東証一部銘柄のみでなく、東証マザーズや東証REITも含む市場全体の上位85%の銘柄を投資対象としています。

日本ではあまりなじみがないですが、海外では日本の株式ベンチマークとしてポピュラーなものです。
国内のインデックスファンドではセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが、日本株式ベンチマークとして設定しています。

資産構成ほか

対象資産 比率
日本株式 7.3%
先進国株式ト 81.1%
新興国株式 11.7%
コールローン・その他資産 0%

組入銘柄

国内株式

銘柄 比率
トヨタ自動車 4.28%
ソニー 1.98%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.85%

先進国株式

銘柄 比率
アップル 2.24%
マイクロソフト 2.19%
アマゾン 1.81%

新興国株式

銘柄 比率
テンセント 4.45%
アリババ 3.54%
TSMC 3.47%

利回り・運用成績は?

期間 ファンド ベンチマーク
1か月 0.40% 0.45%
3か月 12.65% 12.87%
6か月 -5.33% -4.98%
1年 6.22% 7.02%
設定来 10.61% 11.87%
期間 ファンド ベンチマーク
2018年 -12.3%

2019年3月末時点

世界株式を先導する米国株式の上昇によって、本ファンドも好調に推移しています。

分配金は?

今まで一度も分配は出ておりません。

実質コストは?

決算年度
(対象期間)
実質コスト
2018年
(2017/12/1~2018/11/30)
0.608%

全体の運用報告書にて、2018年の実質コストは0.608%と判明しました。

個人投資家の評判は?

全世界株式インデックス・ファンドの評価

全世界株式インデックス・ファンドですが、これ1本で全世界株式に分散投資が行えることが評価できます。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(日本含む)を投資対象としているファンドは他にはありませんので、真の世界分散投資を行いたい場合には最有力ファンドとなるでしょう。

全世界株式インデックス・ファンドを購入できる会社はこちら

現在は下記のネット証券が取り扱っています。
会社によっては100円から購入・積立が可能ですので少額積立も行えます。

さらに購入手数料も、下記では無料(ノーロード)となっています。

販売会社 SBI証券
楽天証券
マネックス証券
カブドットコム証券
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