今も人気健在の古株バランスファンド!SBI資産設計オープン(資産成長型)の評価・解説

SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)は、株式・債券・不動産に分散投資が行えるバランス型インデックスファンドになります。
SBI証券の投資信託ランキング(バランスファンド部門)で上位につける人気ファンドです。

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SBI資産設計オープン(資産成長型)の詳細

投資対象 資産複合
ベンチマーク 国内株式…東証株価指数(TOPIX)
外国株式…MSCI コクサイ・インデックス(円ベース)
国内リート…東証REIT指数(配当込み)
外国リート…S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)
国内債券…NOMURA-BPI 総合
外国債券…FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
購入手数料 無料
最低積立金額 100円~(SBI証券
つみたてNISA ×:対象外
設定日 2008年1月9日
信託報酬 年0.68%(税別)
純資産総額 299億円
決算日 年1回(11/10)
信託財産留保額 0.15%
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
運用会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント

SBI資産設計オープン(資産成長型)の特徴

SBI資産設計オープン(資産成長型)は、国内外の株式&債券&リートに投資を行っているインデックス型のファンドになります。
人気の8資産バランスと異なる点は、新興国を含まないことになります。

値動きの激しい新興国を投資対象としていないことから、8資産バランスよりも下落リスクを抑えて運用が可能です。
債権比率も40%と高めですので、大きなリターンというよりは安定した成績を目指すファンドと言えます。

また同じ運用会社であることから、世界経済インデックスファンドと同様のマザーファンドを通じて投資を行っています。
マザーファンドの規模は大きく、効率の良い運用が期待できます。

本ファンドはつみたてNISAに採用されていませんが、「SBI資産設計オープン(つみたてNISA対応型)」というつみたてNISA対応のファンドが登場しています。
信託報酬が0.5%とやや低いことから、つみたてNISAを利用して投資する際はこちらを活用しましょう。

組入上位国・地域

資産 比率
日本 49.80%
米国 31.06%
フランス 2.93%
イギリス 2.93%
ドイツ 1.91%
イタリア 1.84%
オーストラリア 1.66%
スペイン 1.37%
カナダ 1.35%
オランダ 0.83%

組入銘柄

国内株式

銘柄 比率
トヨタ自動車 3.46%
ソフトバンクグループ 1.93%
ソニー 1.83%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.57%
日本電信電話 1.46%

外国株式

銘柄 比率
マイクロソフト 2.59%
アップル 2.49%
アマゾン 2.01%
フェイスブック 1.19%
アルファベット クラスC 0.97%

国内リート

銘柄 比率
日本ビルファンド 7.12%
ジャパンリアルエステイト 6.55%
野村不動産マスターファンド 5.19%
オリックス不動産 4.05%
日本リテールファンド 3.98%

外国リート

銘柄 比率
プロロジス 4.18%
サイモン・プロパティ・グループ 4.00%
パブリックストレージ 2.94%
Welltower 2.75%
エクイティ・レジデンシャル 2.37%

利回り・運用成績は?

期間別騰落率

期間 SBI資産設計 セゾン・バンガード・
グローバルバランス
ニッセイバランス
(6資産均等)
1ヵ月 +1.48% +1.75% +1.79%
3ヵ月 +0.31% -0.03% +0.98%
6ヵ月 +4.85% +7.00% +5.59%
1年 +2.21% +2.10% +4.29%
3年(年率) +5.59% +6.85%
5年(年率) +4.87% +4.53%
10年(年率) +7.36% +6.81%
設定来 +55.19%

年間別騰落率

期間 SBI資産設計 セゾン・バンガード・
グローバルバランス
ニッセイバランス
(6資産均等)
2018年 -6.35% -7.89% -4.76%
2017年 +8.70% +11.02% +0.98%
2016年 +0.93% +0.49% +5.59%
2015年 +0.35% -2.68% +4.29%

※2019年7月31日時点

株式と債券に分散投資しているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、同じ6資産バランスのニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)の二つとパフォーマンスを比較してみました。

セゾン・バンガードには成績がわずかに勝っていますが、ニッセイ6資産バランスFにはパフォーマンスが負けてしまっています。
ニッセイ6資産バランスFは年0.159%と低コストですので、コスト面でも不利と言える立場になっています。

実質コストは?

決算年度
(対象期間)
実質コスト
2018年
(2017/11/11~2018/11/12)
0.763%
2017年
(2016/11/11~2017/11/10)
0.758%

運用報告書で判明した最新の実質コストは、年0.763%になっております。
前年よりやや高くなっていますが、信託報酬とそこまで乖離していないことは評価できます。

分配金は?

決算月 分配金実績
2018/11 0円
2017/11 0円
2016/11 0円
2015/11 0円
2014/11 20円
2013/11 20円

過去には分配金を出していましたが、ここ数年は出さずに運用が行われています。

個人投資家の評判は?

SBI資産設計オープン(資産成長型)の評価

SBI資産設計オープン(資産成長型)ですが、リスクを抑えて運用できる6資産バランス型ファンドであることが特徴です。
今となってはコストが割高のインデックスファンドですが、販売金額ランキングで上位につける人気ファンドとなります。

資産配分が異なりますが、同じ6資産に投資するならニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)という選択もありでしょう。
債権比率が少なくてリートの比率が多いことから、ニッセイ6資産の方がリスクを取って高いリターンを追求できます。

一口にバランスファンドと言っても資産配分に大きな違いがあることから、ご自身の投資スタイルに合ったファンドに投資を行うようにしましょう。
本ファンドは株式と不動産に投資したいけど、なるべく損失を大きくしたくない方に最適なファンドと言えるでしょう。

SBI資産設計オープン(資産成長型)を購入できる会社はこちら

本ファンドはSBI証券のみの取り扱いとなっています。

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