三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、TOPIX(配当込み)と連動した値動きを目指している、国内株式インデックスファンドになります。
旧ファンド名は「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」で、2017年9月21日から現在の「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」にファンド名が変更されました。
それと同時に信託報酬の引き下げが行われて、2番目に低コストのTOPIXインデックスファンドになっております。
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの詳細
ベンチマーク | TOPIX(配当込み) |
---|---|
購入手数料 | 無料 |
最低積立金額 | 100円から |
設定日 | 2011年12月9日 |
信託報酬 | 年0.16%(税別) |
純資産総額 | 135億円 |
決算日 | 年1回(11/30) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
資産構成 | 株式…99.0% 先物など… 1.0% 組入銘柄数…全1,640銘柄 |
運用会社 | 三井住友アセットマネジメント株式会社 |
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの特徴
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、TOPIX(配当込み)をベンチマークとするインデックスファンドの中で、年0.16%と低コストの信託報酬であることが特徴です。
冒頭でもお伝えしたとおり、以前は「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」というファンド名で、信託報酬は年0.19%でした。
それが2017年9月21日に「つみたてNISA」に対応する目的で、信託報酬の引き下げの実施、同時にファンド名も「つみたてNISA」向けであることをわかりやすいように変更されております。
年0.16%の信託報酬は、ニッセイTOPIXインデックスファンド、eMAXIS Slim 国内株式インデックス、たわらノーロード TOPIX(すべて年0.18%)を下回る水準となり、最安TOPIXインデックスファンドとなります。
iFree TOPIXインデックスが2017年10月2日に、現在の年0.19%から年0.17%に変更されましたが、これをも下回る保有コストになったことは驚きですね。
【追記】現在は2番目に低い信託報酬となっています。
DC兼用であるため確定拠出年金専用ではなく、一般の方でも購入・積立可能です。
組入業種
組入銘柄
銘柄 | 比率 |
---|---|
トヨタ自動車 | 3.3% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1.9% |
ソフトバンクグループ | 1.4% |
日本電信電話 | 1.4% |
ソニー | 1.4% |
三井住友フィナンシャルグループ | 1.3% |
本田技研工業 | 1.3% |
キーエンス | 1.3% |
任天堂 | 1.1% |
みずほフィナンシャルグループ | 1.0% |
時価総額の大きいトヨタや、大手メガバンク、通信大手などが上位の銘柄になっております。
利回り・運用成績は?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -2.0% | -2.0% |
3カ月 | -4.7% | -4.7% |
6か月 | +3.5% | +3.6% |
1年 | +15.6% | +15.9% |
3年 | +17.6% | +18.5% |
設定来 | +158.6% | +163.9% |
年間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
2016年 | -0.0% | +0.3% |
2015年 | +11.8% | +12.1% |
2014年 | +9.9% | +10.3% |
2013年 | +53.8% | +54.4% |
2012年 | +20.3% | +20.9% |
ベンチマークは配当込み指数で、ファンドの成績は信託報酬控除後の成績となっています。
直近ではほとんど乖離がなく、信託報酬控除分程度で収まっています。
TOPIXは貿易戦争懸念から下落し、ファンドの成績にも影響を与えています。
純資産総額は最近になって右肩上がりで伸びており、今後の運用パフォーマンスに期待ができるでしょう。
分配金は?
分配金は今まで一度も出しておりません。
今後も出さずに運用が続けられるものだと思います。
個人投資家の評判は?
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の第7期運用報告書を確認しました。当該ファンドは指数に対し、2018/9/4に上方乖離を起こしています。これは同日、オリンパスとの裁判費用および和解金がマザーファンドに計上されたことが記載されています。運用の問題ではなさそうです
— ISETAN MANIA (@isetanmania) 2019年1月29日
今年2月から毎日100円積立してる
1. 三井住友DCつみたてNISA日本株インデックスファンド
2. ひふみプラス
の評価損益はそれぞれ
1. -0.51%
2. -2.14%
です。インデックスとアクティブを同じ条件で買付して値動きを見てみたかったのです。
— Masami (@mi3003) 2018年9月13日
僕が今、某証券会社で積み立てている投資信託を紹介します。
海外株式:楽天・全米株式インデックス・ファンド
日本株式:三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド— たかひと (@Sakaki_tokyo) 2018年5月12日
「配当込み」インデックス連動のインデックスファンドでは、「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」が、信託報酬 年率 0.16%、実質コスト 年率 0.17% と低コストで、1年リターン、3年リターンで見ても、相対的に良い実績になっています。
— 水瀬ケンイチ@お金は寝かせて増やしなさい?? (@minasek) 2018年1月16日
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの評価
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドですが、国内のTOPIXインデックスファンドの中で最も安い信託報酬コストであることが評価できます。
新規に設定されたファンドではなく、既存のファンドの信託報酬を下げたことが特に評価できます。
ここにきて熾烈な低コスト競争が始まっておりますが、個人投資家にとってはこれ以上ない嬉しいトピックスと言えますので、各社競ってますます投資しやすい環境になることに期待したいですね。
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