eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、アメリカ株式に連動した動きを目指すインデックスファンドです。
2018月7月3日より運用が開始されています。
2019年11月12日より、年0.088%に信託報酬引き下げが予定されています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の詳細
投資対象 | 米国株式 |
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ベンチマーク | S&P500(配当込み、円換算ベース) |
つみたてNISA | 対象 |
購入手数料 | 無料 |
最低積立金額 | 100円~ |
信託報酬 | 年0.150%以内(税別) (2019年11月12日から年0.088%) 純資産が500億円以上の部分…0.0875% 純資産が1000億円以上の部分…0.0870% |
純資産総額 | 319億円 |
設定日 | 2018月7月3日 |
決算日 | 年1回(4/25) |
信託財産留保額 | 無料 |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
資産構成 | 外国株式…100.1% (現物比率)…95.8% (先物比率)・・・4.2% コールローンほか…-0.1% |
運用会社 | 三菱UFJ投信株式会社 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ですが、アメリカのS&P500に投資を行うファンドとして低いコストであることが特徴です。
さらに2019年11月にコスト引き下げが予定されていて、税抜きの信託報酬では同率の最安ファンドとなります。
S&P500指数をベンチマークとするファンドはiFree S&P500 インデックス(年0.225%)などがありますが、それらを下回るコストで運用できることが魅力です。
また配当込指数をベンチマークとしているので、運用レポート等でパフォーマンスの差異を把握しやすくなっています。
S&P500は米国株式の約500銘柄を対象としており、有名なNYダウ(30銘柄)よりも幅広い銘柄をカバーできます。
ちなみにETFには「iシェアーズ S&P500 米国株 ETF」(年0.15%)などが存在します。
組入業種
業種 | 比率 |
---|---|
ソフトウェア・ サービス | 15.78% |
医薬品・バイオ テクノ・ライフ | 8.04% |
小売 | 7.07% |
資本財 | 6.89% |
銀行 | 6.45% |
ヘルスケア機 器・サービス | 6.34% |
エネルギー | 6.29% |
テクノロジ・ ハードウェア・ 機器 | 5.89% |
各種金融 | 5.31% |
半導体・半導 体製造装置 | 3.96% |
組入銘柄
銘柄 | 比率 |
---|---|
アップル | 4.04% |
マイクロソフト | 3.43% |
アマゾン | 3.22% |
フェイスブック | 1.65% |
バークシャー・ハサウェイ | 1.59% |
JPモルガン・チェース | 1.50% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 1.45% |
アルファベット C | 1.44% |
エクソン・モービル | 1.42% |
アルファベット A | 1.41% |
バンク・オブ・アメリカ | 1.09% |
VISA | 1.04% |
ファイザー | 1.01% |
ユナイテッドヘルス・グループ | 1.00% |
AT&T | 0.94% |
アップルやマイクロソフト、グーグル(アルファベット)などIT企業が多いことが特徴です。
現在は505の銘柄で構成されています。
運用成績・利回りは
期間別騰落率
年次 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヵ月 | +2.8% | +2.8% |
3ヵ月 | +1.8% | +1.7% |
6ヵ月 | +3.1% | +3.0% |
1年 | -1.9% | -2.0% |
設定来 | +8.1% | +7.9% |
※2019年9月末時点
本ファンドの直近パフォーマンスとなります。
運用開始されたばかりですが、ベンチマークと連動したパフォーマンスを見せています。
純資産は右肩上がりで増えており、節目の300億円を超えています。
分配金は?
2019年04月に初の決算をむかえましたが、分配金は出されませんでした。
競合ファンドは?
同じS&P500を投資対象とするファンドとしてSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(年0.088%)があります。
税抜では本ファンドと同じ信託報酬(2019年11月12日より)でライバルファンドとなります。
米国株式に投資を行っているファンドは楽天・全米株式インデックス・ファンド(年0.15%)、高配当の米国銘柄に投資を行う楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド’(年0.20%)、NYダウに投資するiFree NYダウ・インデックス(年0.225%)などが存在します。
iDeCo(イデコ)取り扱いは?
取り扱い金融機関 | 競合ファンド |
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SBI証券 (セレクトプラン) マネックス証券 |
iFree NYダウ・インデックス たわらノーロード NYダウ |
SBI証券とマネックス証券で取り扱いがあります。
NYダウに投資するファンドはありますが、S&P500を投資対象とするファンドは本ファンドのみです。
iDeCoで毎月23,000円積み立てしてる「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬値下げ!
嬉しい😍
ついでにつみたてNISAで「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」も毎日1,000円積み立てしています— ぬぬぬ🐑🍿 (@5mrkklEiPT5DsrT) 2019年10月16日
個人投資家の評判は?
【朗報】
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
信託報酬引き下げ✨2019/11/12から
信託報酬 0.165%→0.0968%
になります!ちなみにSBIバンガードS&P500は
信託報酬 0.0938%と若干安いですね。
しかし現状の純資産総額から見ると圧倒的にslim米国株式が有利になりました!楽天VTIも頼みます😭笑
— 投資家ぺけ (@peketoushika) 2019年10月15日
大米帝国と名乗らない事だけを祈ります(^^;)
2019年から、つみたてNISAが妻と合わせてS&P500一本ですよ(・∀・)
私の子供は、ジュニアNISAでeMAXIS Slim米国株式を積み立てていて、18歳からはさらにNISA枠が使えるとかチートがあるので悔しいです。。
あとは人間の欲望が底無しな事を期待します。
— ななし (@_teeeeest) 2018年12月11日
マネックス証券のiDeCoにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が追加。
昨夜、来月からのスイッチングを実行しました。
これでつみたてNISAと合わせることができる。
楽天VTIは家族用にしてあるので、しばらく比較してみよっと。— HO (@Hideo1980) 2018年10月26日
eMAXIS Slim 米国株式 S&P500が登場してからiFree S&P500のほうは60億円前後で伸び悩んでいますからねー。
自分はiFreeに積立を始めたばかりでSlimが登場したので乗り換えやすかったので助かりました。
— 小杉社員@セミリタイアまで残り7年 (@KOSUGI500) 2018年10月18日
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、S&P500インデックスファンドの中で最安であることが評価できます。
恐らくETFを保有しない現物運用(もしくは一部保有)となる見込みですので、運用コストの透明性が高いです。
本ファンド一つで米国株式市場の約80%をカバーすることができ、アメリカ株式に投資したい場合は最有力のファンドとなるでしょう。
つみたてNISA対象ファンドとなっているので、長期の積立投資にもおすすめです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入できる会社はこちら
現段階で決まっている販売会社は下記となっております。
eMAXIS Slimシリーズの取扱い会社は数多くあることから、当ファンドの取り扱いも今後増えていくと予想されます。
販売会社 |
SBI証券 楽天証券 岡三オンライン証券 マネックス証券 松井証券 SMBC日興証券 カブドットコム証券 ジャパンネット銀行 フィデリティ証券 |
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