MHAM新興成長株オープン(愛称:J-フロンティア)は、国内の成長銘柄に投資しているアクティブファンドです。
ここ10年以上のあいだ安定したパフォーマンスを残せている、投資価値のあるアクティブ投信となります。
MHAM新興成長株オープンの詳細
投資対象 | 国内株式 |
---|---|
積立可能額 | 100円から |
ベンチマーク | 東証株価指数(TOPIX) |
購入手数料 | 3.0% (無料の会社あり) |
信託報酬 | 年1.7%(税別) |
純資産総額 | 481億円 |
設定日 | 2000月2月25日 |
決算日 | 年1回(2/24) |
信託財産留保額 | なし |
信託期間 | 無期限 |
為替ヘッジ | あり |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
MHAM新興成長株オープンの特徴
MHAM新興成長株オープンですが、成長期待の高いグロース株に投資を行っています。
創業25年以下もしくは上場10年以下の新興企業に絞って、投資する銘柄を選別しています。
ただ市場動向によっては、上記の条件を満たない企業で構成するとの記載があります。
小型株投資は上手くいけば大きなリターンが期待できる投資法ですので、アクティブ運用には最適です。
ここ10年はベンチマークのTOPIXを大きく上回るパフォーマンスを見せており、資金流入も多くなっています。
十分な純資産があるので銘柄を効率よく組み入れることができ、余計なコストを発生させずに運用可能です。
購入手数料が割高ですが、SBI証券や楽天証券などのネット証券であれば無料で買付できます。
100円から積立可能
最近はアクティブファンドでも積立可能な投信が増えており、本ファンドも証券会社によっては100円から積立可能です。
長年安定した成績を残せているアクティブファンドであれば、定期的に積立ていく方法もアリだと思います。
市場別構成比率
銘柄名 | 比率 |
---|---|
東証1部 | 全体:75.9% 大型株…0% 中型株…10.0% 小型株…65.9% |
東証2部 | 1.1% |
ジャスダック | 2.8% |
その他市場 | 16.9% |
その他資産 | 3.2% |
組入上位銘柄
銘柄名 | 比率 |
---|---|
チェンジ | 2.6% |
バリューコマース | 2.2% |
SHIFT | 2.4% |
ラクーンホールディングス | 2.2% |
アイティメディア | 2.2% |
GA technologies | 1.6% |
エス・エム・エス | 1.6% |
オプティム | 1.6% |
SBテクノロジー | 1.5% |
ヨコオ | 1.5% |
成果報酬型広告サービスを提供している「バリューコマース」や、ふるさと納税サイトが好調の「チェンジ」など、成長性が期待される銘柄で構成されています。
ここ1年で顔ぶれはかなり変化しています。
現在は東証一部の小型株を中心に、101の銘柄に投資しています。
IT系グロース株に投資を行っているマネックス・日本成長株ファンドと、上位銘柄が若干似た構成となっています。
運用成績・利回り
期間別騰落率
期間 | ファンド | TOPIX |
---|---|---|
1ヵ月 | +10.86% | +8.16% |
3ヵ月 | +11.89% | +3.64% |
6ヵ月 | +39.04% | +8.56% |
1年 | +28.83% | +9.69% |
3年(年率) | +12.59% | +2.27% |
5年(年率) | +18.22% | +3.23% |
10年(年率) | +21.29% | +9.46% |
設定来 | +225.96% | – |
年間別騰落率
年次 | ファンド | ひふみ投信 | TOPIX |
---|---|---|---|
2019年 | +20.31% | +22.81% | +17.9% |
2018年 | -10.99% | -21.37% | -17.8% |
2017年 | +62.51% | +44.8% | +22.2% |
2016年 | +5.26% | +4.5% | +0.3% |
2015年 | +36.51% | +21.7% | +12.1% |
2014年 | +6.64% | +14.0% | +10.3% |
2013年 | +94.1% | +68.0% | +54.4% |
2012年 | +15.5% | +22.2% | +20.9% |
2011年 | -8.7% | -1.3% | -17% |
2010年 | +6.5% | +1.9% | +1% |
2009年 | +19.5% | +10.2% | +7.6% |
※2020年8月31日時点
本ファンドのベンチマークはTOPIX(東証株価指数)になりますが、ほぼ全ての期間で上回る成績となっています。
さらにアクティブファンドの代表格であるひふみ投信にもパフォーマンスで勝っています。
2018年の下落相場でも、下落率を抑えた運用を行っていることは素晴らしいと言えるでしょう。
分配金は?
決算月 | ファンド |
---|---|
2020/02 | 500円 |
2019/02 | 500円 |
2018/02 | 1,000円 |
2017/02 | 1,000円 |
2016/02 | 1,000円 |
2015/02 | 800円 |
2014/02 | 250円 |
2013/02 | 0円 |
2013年までは分配金を出しておりませんでしたが、2014年以降毎年分配されています。
基本的にはファンド内で再投資した方が効率の良い運用が可能となるので、分配があることはデメリットの部分になります。
個人投資家の評判は?
ここから年末~年明けにがっちり注目の選抜銘柄♪
バリューコマース
オロ
MS-Japan
SMN
エス・エム・エス
ネットワン
ベクトル
ノーリツ鋼機……ただのMHAM新興成長株オープンの組み入れ上位銘柄やないかっ!
ここに今後入って来るような銘柄を買えってことやなー
— デューク腹巻 (@spetsnazponpon) 2018年10月9日
MHAM新興成長株オープン 日本株投信の中で、成績好調ですね。TOPIXや日経平均、もちろんひふみ投信にも勝っています。 pic.twitter.com/WMBKYxcpnN
— あなたにフィット!お金のレシピ (@FoggyTam) 2018年10月7日
DIAM新興市場日本株オープン
MHAM日本株オープン
MHAM新興成長株オープン
スモールモンスタージャパン
は気になってました、どれもTOPIXの連動型インデックスファンドよりも大きく上回っていますね(^_^)— つみたてG(長期投資中)ファンマネ気分@甘味投資家&野球投資家【変態動物と仲間たち】 (@UDmetAiWIVms8xF) 2018年5月28日
明治安田-新成長株ファンド
One-MHAM新興成長株オープン
この2つのファンドすごくパフォーマンスが良いから買ってみようか迷っていまっす。インデックス投資では投資できない小型株を厳選して投資しているのが良いと思いました( ´∀`)b— mei@たまに株式分析 (@mei3_keyaki) 2017年8月27日
MHAM新興成長株オープンの評価
MHAM新興成長株オープンですが、10年以上と長期にわたって安定した成績を残していることが評価されています。
TOPIXやひふみ投信の成績と比べて、大きく上回るパフォーマンスを出せていることは魅力的と言えます。
短期的に良好な成績を残すアクティブファンドは多々ありますが、長年にわたり高いリターンを出しているファンドはごく僅かです。
優秀なファンドマネージャーが居る限り、今後も安定した運用が期待できますので、アクティブ運用に興味のある方は投資の検討をしてみましょう。
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販売会社 | SBI証券 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券 松井証券 SMBC日興証券 岡三オンライン証券 岩井コスモ証券 東海東京証券 むさし証券 フィデリティ証券 みずほ証券 |
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