野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型は、日本を含む世界の株式と債券・REITに投資が行えるバランス型ファンドになります。
野村アセットマネジメントが展開するFunds-i シリーズから、2013年9月12日に設定されています。
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型の詳細
投資対象 | 資産複合 |
---|---|
ベンチマーク | 日本株式…東証株価指数(TOPIX) 先進国株式 MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジあり) 米国株式…ダウジョーンズ U.S.ブロード・ストック・マーケット・ インデックス 日本債券…NOMURA-BPI総合インデックス 先進国債券 FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース) 新興国債券…JP モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジベース) 国内REIT…東証REIT指数(配当込み) 先進国REIT…S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円ヘッジ) |
購入手数料 | 無料~2.0% |
最低積立金額 | 100円~ |
つみたてNISA | 〇:対象ファンド |
設定日 | 2013年9月12日 |
信託報酬 | 年0.50%(税別) |
純資産総額 | 142億円 |
決算日 | 年1回(9/6) |
信託財産留保額 | 0.2% |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | あり |
投資形態 | ファミリー ファンド方式 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型の特徴
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型は、先進国の株式・債券・REITと新興国債券に分散投資できることが特徴です。
為替フルヘッジを行っていて、円高時のパフォーマンス低下リスクを抑えることが可能です。
投資対象は7資産となっており、株式とREITは1/6ずつ、債券は1/9ずつの割合となっています。
人気の8資産バランスから、新興国株式を抜いたバランスファンドです。
他のバランスファンドより運用実績は長いですが、少し割高の信託報酬がネックですね。
また為替ヘッジに伴う取引コスト増加にも、注意しないといけません。
資産構成
投資対象 | 比率 |
---|---|
国内株式 | 16.9% |
外国株式 | 17.0% |
国内債券 | 11.1% |
外国債券 | 11.0% |
新興国債券 | 11.4% |
国内REIT | 16.2% |
外国REIT | 16.3% |
組入銘柄上位
銘柄 | 投資対象 | 比率 |
---|---|---|
日本ビルファンド投資法人 | 国内REIT | 1.2% |
ジャパンリアルエステイト投資法人 | 国内REIT | 1.1% |
野村不動産マスターファンド投資法人 | 国内REIT | 0.9% |
プロロジス | 外国REIT | 0.7% |
オリックス不動産投資法人 | 国内REIT | 0.7% |
ユナイテッド・アーバン投資法人 | 国内REIT | 0.7% |
トヨタ自動車 | 国内株式 | 0.6% |
利回り・運用成績は?
期間別騰落率
期間 | 野村内外 7資産バランス |
eMAXIS Slim (8資産均等型) |
---|---|---|
1ヵ月 | -0.05% | +1.36% |
3ヵ月 | +2.30% | +5.16% |
6ヵ月 | +6.47% | +7.78% |
1年 | +16.80% | +16.30% |
3年(年率) | +5.77% | – |
設定来 | +52.25% | – |
※2019年12月30日時点
年間別騰落率
年 | 野村内外 7資産バランス |
eMAXIS Slim (8資産均等型) |
---|---|---|
2019年 | +16.80% | +16.30% |
2018年 | -4.70% | -6.70% |
2017年 | +6.32% | – |
2016年 | +4.83% | – |
2015年 | +1.90% |
人気の低コストバランスファンドであるeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)と成績を比較してみました。
直近ではeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の方が好パフォーマンスですが、ここ数年のリターンは野村内外7資産バランスが勝っています。
本ファンドは株価変動の大きな新興国株式に投資しておらず、下落を抑える要因になっていますね。
シャープレシオ
期間 | 野村内外 7資産バランス |
カテゴリ平均 |
---|---|---|
1年 | 3.04% | 2.04% |
3年(年率) | 1.03% | 0.59% |
5年(年率) | 0.76% | 0.32% |
カテゴリ平均を常時上回っており、効率の良い運用を行えていることがわかります。
リスクに対するリターンが大きく、優秀なファンドと言えるでしょう。
ちなみにeMAXIS Slim8資産のシャープレシオは、2.16と平均的な水準となっています。
標準偏差
期間 | 野村内外 7資産バランス |
カテゴリ平均 |
---|---|---|
1年 | 5.54% | 7.10% |
3年(年率) | 5.58% | 7.67% |
5年(年率) | 6.32% | 9.48% |
競合ファンドと比べて低い数値となっていて、価格変動リスクが小さいこと特徴です。
この水準であれば、相場暴落時でも安心して保有できるファンドと言えます。
実質コストは?
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2019年 (2018年9月7日~2019年9月6日) |
0.605% |
運用報告書によると、年0.605%の実質コストであることが判明しました。
個人投資家の評判は?
あと、野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型もかなり良いですね。
— エル@【L】米国株投資実践日記(人生満喫中) (@leveraged1) 2020年1月29日
東北投信ブログをみてミーハーな私は今月からつみたてNISAで野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型を積み立て開始。
かなり安定してるぞ
為替ヘッジ意外と大事かも— MAS@泥酔投資♨️温泉&銭湯ハマり中 (@ma_sjp) 2019年11月7日
はじめまして。ブログ拝見しました。
私もバランスファンド派です。
釈迦に説法ですが、野村インデックスF・内外7資産バランス・H型もおすすめです。
eMAXISSlimバランス(8資産均等型)よりも、リターンもリスクも優れています。
野村6資産均等バランスがこれに次いで優秀です。— HIROBUN@投資信託を比較する (@indexhikaku) 2019年10月25日
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型の評価
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型ですが、7資産に効率よく分散投資できることが評価されています。
安定したパフォーマンスを続けていることから純資産は増加傾向にあり、投資家からの注目度が高くなっています。
なるべく値動きの小さなファンドに投資したい方や、為替リスクを軽減して分散投資したい方におすすめです。
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型を購入できる会社はこちら
現在のところSBI証券のみの取り扱いとなっています。
SBI証券の「投信マイレージサービス」対象ファンドですので、月間平均保有額に対して年率0.05%のポイントが付きます。
販売会社 | SBI証券 楽天証券 岡三オンライン証券 マネックス証券 松井証券 イオン銀行 auカブコム証券 |
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