eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、国内の東証1部上場企業に幅広く投資することが可能なインデックスファンドになります。
eMAXIS Slimインデックスシリーズの一つとして2017年2月末に設定されました。
【追記】
※2019年2月15日付で信託報酬の引き下げが実施され、年0.17%から年0.1555%(税別)に変更されています。
⇒さらに2019年5月14日より再度の信託報酬値下げが行われて、年0.140%となっています。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の詳細
参考指数 | TOPIX |
---|---|
購入手数料 | 無料 |
つみたてNISA | 〇:対象 |
設定日 | 2017年2月27日 |
信託報酬 | 年0.140%(税別)以内 純資産が500億円以上0.135% 純資産が1000億円以上0.130% |
決算日 | 年1回(4/25) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
純資産総額 | 80.71億円 |
資産構成 | 実質国内株式組入比率:99.93% 現物:99.20% 先物:0.73% 組入銘柄数:2016銘柄 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の特徴
本ファンドは、TOPIX(東証株価指数)をベンチマークとするインデックスファンドで最も低いコスト(年0.159%)で運用できる点が特徴となっています。
さらにeMAXIS Slimシリーズではおなじみの、純資産増加(500億円以上)による信託報酬の引き下げも行われますので、現段階では実質的な最安TOPIXインデックスファンドと言えますね。
また、eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けるファンドシリーズ」となっていますので、他の信託報酬が安い新しいファンドが登場したとしても、追随して業界最安の信託報酬を維持することが期待されます。
つまり他の最安運用コストファンドが登場した場合、本ファンドも信託報酬の引き下げが行われるものと思われます。
組入銘柄
銘柄 | 比率 |
---|---|
トヨタ自動車 | 3.27% |
ソフトバンクグループ | 1.93% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1.85% |
ソニー | 1.77% |
日本電信電話 | 1.37% |
三井住友フィナンシャルグループ | 1.29% |
キーエンス | 1.23% |
ホンダ | 1.17% |
リクルートホールディングス | 1.06% |
KDDI | 1.03% |
運用成績・利回りは?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1か月 | 5.54% | 4.72% |
3か月 | 5.82% | 4.99% |
6か月 | 6.90% | 5.88% |
1年 | 10.67% | 8.51% |
設定来 | 21.73% | 17.23% |
運用開始からTOPIX指数にうまく連動がされているように見えます。
しかしファンドのリターンには配当相当分が含まれていますので、実際のリターンはもう少し低くなることに留意が必要です。
また純資産も新ファンドとしては驚異的なスピードで増えており、人気の高さがうかがえます。
分配金は?
まだ決算を迎えておりませんので分配金が出るかどうかは不明です。
実質コストは?
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2017年 (2017/2/27~2018/4/25) |
0.218% |
全体の運用報告書にて、2017年の実質コストは0.218%と判明しています。
個人投資家の評判は?
今月の積み立て〜
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックスベンチマークが配当込みになるという発表を受けて今月から全て信託報酬最安のeMAXIS Slimシリーズにしました。
常に最低コストを目指す三菱UFJに今後も期待です!😆— プリプル@プリッと🍮 (@paccho_XRP) 2019年4月25日
つみたてNISAの銘柄を決めたぞー!
eMAXIS slim 国内株式(TOPIX)
eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)
を毎日(営業日)100円積み立てするぞー!— なんと かなる (@9ka_naru) 2018年12月29日
「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」が、信託報酬、実質コスト、1年リターンにおいて、相対的に良い評価になっています。
次点では、「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」が、信託報酬、3年リターンにおいて相対的に良い評価です。
— 水瀬ケンイチ@お金は寝かせて増やしなさい?? (@minasek) 2018年7月15日
もう60歳ですから1,200万は個人向け国債(10年)、残りは①もしドルに出来るならVYMやBNDを2:1くらいで購入して配当金を生活費に充てていく。または②eMAXIS slimの全世界株式(日本除く)とeMAXIS slimの国内株式(TOPIX)を8:2くらいで積立投資で購入していくあたりでしょうか。
— シオイ@インデックス投資ブロガー (@shioi401shioi) 2018年7月2日
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、業界最安運用コストを目指していることもあり、信託報酬が最も低い点が評価できます。
運用に掛かる保有コストはリターンに響いてきますので、なるべく安いに越したことはありません。
ただし、同じ低コストTOPIXファンドであるニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬:年0.159%)は配当込みの指数をベンチマークとしており、長期的に投資するのであればリターンの観点から、ニッセイTOPIXインデックスファンドの方がおすすめできるでしょう。
【追記】
「業界最低水準の運用コストをめざす」の運用方針のとおり、他ファンドに続いて信託報酬の引き下げが行われました。
新規設定ファンドではなく既存ファンドでコスト引き下げが行われますので、本ファンドを選択すれば乗り換えの必要がなく、効率の良い運用を行っていけるでしょう。
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