三井住友・DC日本リートインデックスファンドは国内REITに投資を行っているインデックスファンドとなります。
三井住友インデックスシリーズの一つであり、2016年9月23日に設定されています。
2018年11月22日に信託報酬コストの引き下げが行われました。
三井住友・DC日本リートインデックスファンドの詳細
ベンチマーク | 東証REIT指数(配当込み) |
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購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 年0.25%以内(税別) 純資産が200億円以上⇒年0.24% 純資産が500億円以上⇒年0.23% 純資産が1,000億円以上⇒年0.22% |
基準価額 | 9,448円 |
純資産総額 | 2.90億円 |
決算日 | 年1回(2/25) |
信託財産留保額 | 無料 |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | 三井住友アセットマネジメント株式会社 |
三井住友・DC日本リートインデックスファンドの特徴
三井住友・DC日本リートインデックスファンドは、東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとしているファンドの中で、実質最安のコストで運用できることが特徴になります。
純資産総額が増えるごとに、信託報酬が引き下げられる点も魅力でしょう。
信託報酬引き下げの詳細は下記となります。
- 純資産総額200億円以上500億円未満の部分は年0.25%に
- 純資産総額500億円以上1,000億円未満の部分は年0.24%に
- 純資産総額1,000億円以上の部分は年0.23%に
これらの水準に達するまでにはまだまだ年月を要すると思われますが、今後の純資産増大に期待したいですね。
組入銘柄ほか
本ファンドは東証REIT指数をベンチマークとしていますので、東証に上場している全リートを対象に投資が行われております。
上位10銘柄で全組入銘柄の約49%を占めております。
またオフィス系リートの割合が多くなっていることから、景気による変動を受けやすくなっています。
運用成績・利回りは?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -2.98% | -2.80% |
3か月 | -4.2% | -3.8% |
6か月 | -8.0% | -7.1% |
設定来 | -6.2% | -3.3% |
※2017年6月30日基準
まだまだ運用が開始されたばかりではありますが、ややベンチマークとの乖離率が大きいですね。
昨年の運用開始間もないころに、純資産以上の大口の注文・売却が入ったためと推測されます。
仕方ない部分もありますが、せっかくの低コストファンドでありますので、今後は修正されて成績が安定していくことに期待しましょう。
分配金は?
2017年2月に初めて決算を向かえましたが、分配金は出しておりません。
実質コストは?
2017年2月の運用報告書を基に計算すると、実質コストは0.262%となります。
競合するファンドとおすすめファンドは?
信託報酬最安の国内REITファンドである<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンドが、強力なライバルファンドと言えるでしょう。
保有コストがわずか0.01%の差とはいえ、長期投資では大きなリターンの差が生まれてしまいます。
純資産総額が増えていくことによって信託報酬が下がる仕組みを採用しておりますので、将来的な保有コスト低減を見越せば、投資価値があると言えるでしょう。
また国内REITに低コストでアクティブ運用を行いたい方は、ノーロード明治安田J-REITアクティブ(信託報酬:年0.275%)が最有力ファンドとなります。
三井住友・DC日本リートインデックスファンドの評価
<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンドが現在、東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとするファンドの中では、信託報酬0.25%で最安となっています。
本ファンドはそれと同じコストで運用でき、さらに純資産総額によって保有コストが割引されていきますので、実質的には最安の国内REITファンドと言えます。
今後の純資産総額の伸びしろ次第では最有力で選ぶべき国内リートファンドになりますので、是非とも運用に注目していきましょう。
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