「ドル・コスト平均法」とは積立投資において有効な投資の手法の一つとされています。
この記事ではドル・コスト平均法のメリット・デメリットをわかりやすくお伝えしていきます。
ドル・コスト平均法の詳細
ドル・コスト平均法の手法は毎月同じ一定の金額を購入していくことにより、購入単価を平準化することが可能となります。
ドル・コスト平均法のメリット
平均購入価格を下げることが可能
価格が高いときは少なく積立して、逆に価格が安くなった時は多く積み立てる手法ですので、平均購入価格を安くすることができ長期の積立には有利となるでしょう。
積み立て期間が長ければ長いほど購入価格を平準化することができ、大きく恩恵を受けれるでしょう。
メリットは他の方がおっしゃる通りです。毎月コツコツ払うなら、為替の影響を受けても払う金額は平準化されるのでリスクが低くなります。ドルコスト平均法です。一括で払い込むなら、ずっと寝かせておき、この為替相場のタイミングなら解約していいなっていうタイミングで解約することをお勧めします。
— Shun (@Shun143) 2018年8月4日
現在の価格を気にすることなく投資できる
商品価格は常に上昇し続けるわけではありませんので、いずれ下落する場面があります。
そのため投資するときの価格が高い水準だと投資を行うのをためらうこともあるかと思います。
ドル・コスト平均法では毎月決まった金額を淡々と積み立てていくだけですので、価格が高い低いを気にすることなく投資することが可能となります。
ですので精神面でも他の投資手法より楽な気持ちでおこなえますね。
99年ダウ1万ドル、09年8000ドルだったから「手元に100万円、年平均利回り7%で10年後は約200万円かな」て計算しても、投資を始める時期で成績は大きく変わるから意味がないんよね。そうした運の要素をできる限り無くして平均回帰させるのがドルコスト平均法だから愚直に積立投資するしかない。
— バフェット太郎@『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』 (@buffett_taro) 2018年6月1日
ドル・コスト平均法のデメリット
トレンド時には弱い
上昇が続くトレンド時や、下落が続くトレンド時にはドル・コスト平均法が有効とは言いづらいです。
上昇するのが初めからわかっていましたら一括でまとめて買っておいた方が利益が大きくなりますし、下落するのも把握できていたら積立も下落しきってから行いますよね。
ですのでドル・コスト平均法はどちらに動くのが見通しができない場面で行っていくのが有効と言えるでしょう。
ドルコスト平均法が有効かという話しをよく見かけるけど
むしろ下落、レンジ相場で毎日買い付けて取得単価を下げる方法だと思う
上昇トレンドならさっさと投入予定の資金を突っ込んだ方がリターンは高いよね
途中で下落するなら余力でまたドルコスト平均法
ただ底打ち確認で資金投入の方が有利だと思う— ばーにぃ@廃人ファンド (@Barny23667979) 2019年1月8日
ドル・コスト平均法のまとめ
ドル・コスト平均法は金額ベースで積み立てられる商品に利用可能な手法となります。
なので金額ごとに積み立てていける投信積立や純金積立に利用していくのがおすすめになります。
あくまで投資手法の一つでどの場面でも通じる有効な手法ではありませんが、長期投資が前提となる投信積立、純金積立には力を発揮できる手法ですので、ドル・コスト平均法を是非活用していくことをおすすめします。