ノーロード明治安田日本株式アクティブは2016年12月に運用開始された国内株式ファンドです。
名前の通り、ノーロード(購入手数料無料)のアクティブファンドになっています。
ノーロード明治安田日本株式アクティブの詳細
ベンチマーク | TOPIX |
---|---|
設定日 | 2016年12月21日 |
購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 年0.275%(税別) |
決算日 | 年1回(4/18) |
基準価額 | 9,613円 |
純資産総額 | 2.22億円 |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
資産構成 | 国内株式… 97.8% 金銭信託等その他…2.2% 銘柄数… 54銘柄 |
運用会社 | 明治安田アセットマネジメント株式会社 |
日本株式アクティブファンドでは、ひとくふう日本株式ファンドに次ぐ信託報酬の安さが魅力となっています。
TOPIXインデックスファンドのコストとそこまで変わらない安さで運用できるのに驚きですね。
以前のアクティブファンドの評価は信託報酬の高さ故に、インデックスファンドよりもリターンが勝らないファンドが多く目につきました。
ただこれだけ信託報酬が低ければ、インデックスファンドを上回るパフォーマンスを見れる機会も増えそうですね。
組入業種
業種 | 比率 |
---|---|
電気機器 | 18.2% |
情報・通信業 | 12.4% |
サービス業 | 11.4% |
輸送用機器 | 7.1% |
医薬品 | 6.6% |
精密機器 | 6.3% |
機械 | 6.2% |
化学 | 5.7% |
小売業 | 5.7% |
卸売業 | 3.5% |
組入銘柄
銘柄 | 業種 | 比率 |
---|---|---|
エムスリー | サービス業 | 4.7% |
トヨタ自動車 | 輸送用機器 | 4.2% |
日本M&Aセンター | サービス業 | 3.8% |
キーエンス | 電気機器 | 3.2% |
ニトリホールディングス | 小売業 | 3.1% |
アドバンテスト | 電気機器 | 3.0% |
東京エレクトロン | 電気機器 | 2.8% |
MonotaRO | 小売業 | 2.7% |
任天堂 | その他製品 | 2.6% |
日本電信電話 | 情報・通信業 | 2.5% |
オンライン診療で注目のエムスリー、主力のM&Aが好調の日本M&Aセンターが上位になっています。
またトヨタやキーエンスなど大型株にも投資しています。
運用成績は?
期間 | ファンド | eMAXIS Slim (TOPIX) |
---|---|---|
1カ月 | +3.93% | -0.18% |
3カ月 | +20.69% | +11.21% |
6カ月 | +3.31% | -8.21% |
1年 | +18.80% | +2.98% |
3年年率 | +1.96% | +1.09% |
設定来 | +13.12% | – |
年度 | ファンド | eMAXIS Slim (TOPIX) |
---|---|---|
2019年 | +18.52% | +18.35% |
2018年 | -22.49% | -17.24% |
2017年 | +21.00% | – |
※2020年6月末時点
TOPIXをベンチマークとするeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と成績の比較をしてみました。
ほぼすべての期間でアウトパフォーマンスになっており、アクティブファンドとしての存在感をみせています。
分配金は?
初めて4月の決算を迎えましたが、分配金は0円と出ませんでした。
実質コストは?
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2020年 (2019/4/19~2020/4/18) |
0.491% |
2019年 (2018/4/19~2019/4/18) |
0.663% |
2018年 (2017/4/19~2018/4/18) |
0.612% |
最新の運用報告書によると、実質コストは0.491%となっています。
以前と比べて運用コストが抑えられていることが評価できます。
個人投資家の評判は?
対するノーロード明治安田日本株式アクティブのファンドの目的は、”TOPIX(東証株価指数)を上回る超過収益をめざして運用を行います。”となる。
アクティブファンドの目的はそれぞれであるようだ。— on?? (@_iplus_) 2017年7月9日
たわらノーロードプラスに対する興味はここの所薄れてきてはいますが、信託報酬0.3%で良好な成績を収めている「ノーロード 明治安田 日本株式アクティブ」は記事にする価値がありそうです pic.twitter.com/9LV4QThCs3
— わかま屋 (@wakaya21) 2017年7月8日
アクティブファンドは『ノーロード明治安田日本株式アクティブ』で決まり!ひとくふうだとJPX400ETFでいいし、直販投信は(コスト高すぎで)問題外・・
— バリューストック (@baryustock) 2017年1月31日
ノーロード明治安田日本株式アクティブの評価
まだまだ運用間もないですが、現在のところは良好なパフォーマンスを見せています。
アクティブファンドでこの信託報酬の低さはかなり魅力があり、インデックス投資に面白みが欠けると感じた方には、ぴったりの商品ではないでしょうか。
現在のところTOPIXを上回る成績を残しており、今後のパフォーマンスに注目したいですね。